じぶんは世界最高と唱えたらメンタル急降下をはじめて回避できた
穴に落ちていくような、悲しくて部屋のすみで丸まって、他のことが手につかないようなネガティブモードが時々やってきます。
それはたいてい夜にやってきて、悲しみでしびれた頭のままではベッドに移動するのも一苦労。
心がぼんやりとしたまま、ただただ泣けてくるだけの時間。
このネガティブモードは大学生の時にあらわれるようになって、かれこれ7年ほど飲み込まれたり脱出したりをくり返しています。普段は比較的ポジティブなのに、この時期になると手がつけられないほど悲しくなる。
やっかいな存在ですが、7年も振り回されてるので、この時期が始まる予兆も分かるし、始まってからの対処にもずいぶん慣れました。
でも、予防や回避はできていなくて結局ネガティブモードに突入してしまうんですよね。
ついさっきも始まる気配があったのですが、今回はうまく回避できたんです。
ちょっと聞いていってください。
いつものごとくネガティブモードが始まるぞって時に、ある本で見つけた言葉を思い出して心の内で唱えてみました。
「自分は存在してるだけで世界最高なのになーんでこんなに悲しそうなの?」って。
もう、全肯定自分!みたいな言葉。なにをバカなことをって笑ってくれてもいい。
とにかく明るく軽やかに、深刻さなんて少しも含まずに唱えてみたんです。
自分は世界最高の存在なのに、どうして悲しい思いをしているのって。
そしたら、心がちょっとだけすっと軽くなったんですよね。
眉間のシワが寄っていたかは分からないけど、目の周りもちょっと力が抜けて、あ、なんか晴れたなって気分になったんです。
イメージとしては、お化けみたいなネガティブの影が「世界最高」の言葉を聞いてそそくさと逃げていった感じ。お祓いみたいなイメージでしょうか。
とにかく、顔周りや心がふっと軽くなったのを感じました。
ちょっと思ったのですが、ネガティブになりかけてる時は力が入っていて怖い顔をしているのかもしれません。
そして、その力を抜くための言葉が「世界で最高の何かなのに、なんでネガティブになってんの」っていう言葉だったのかなと。
正直、文字にすると本当に大げさな言葉ですが、これぐらい吹っ切れた言葉じゃないとダメな気もします。
例えばネガティブなりかけた時に、「今日も働いてえらい」とか「ご飯作ってえらい」とか唱えても、そのくらいの言葉ではネガティブの影をはらえないのかなって。
だからもういっそ、世界最高の何かなのにって言う。これくらい吹っ飛んだ言葉なら、ネガティブの影も寄りつけなさそう。
とはいえ、人によってしっくりくる言葉は違うはず。
世界最高より、ご飯作ってえらいの方が実感があって自己肯定できる人もいるだろうし。
このあたりは相性かなあと思ってます。
とにかく、バカバカしいかもしれないけど、因縁のネガティブモードを追い払えた大きな発見です。
いつもは影が近づくのを察知したら、早く寝たり好きなものを食べたりとリラックスに重きを置いていましたが、ポジティブな言葉で心を軽くするのもありだなあと気づきました。
どんなに変にみえても、メンタルを守ってくれるなら大事な方法。
これからは「自分は世界最高の何か」という言葉をお守りに、健やかに健やかにすごしたいです。
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📖本の紹介
坂口恭平さんの躁鬱大学(そううつだいがく)という本に「世界最高の何か」ってフレーズがでてきます。
元気だったり落ち込んだりと気分の波が大きいわたしにほしい言葉をどんどんくれる本です。
👣お借りしたみんフォト
snowy.さんのイラストをお借りしました。胸をはってるのかとおもったら、ズボンを引き上げてる姿でした。このむんって表情が本当にかわいい。ありがとうございます!