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ぎっくり腰からの腰痛を克服したお話


今から20年ほど前、ちょうど27歳の時に、初めてぎっくり腰を経験しました。
それ以来、腰痛がちになり、左の腰に特に弱さを感じるようになりました。
色々な腰痛対策を試しました。
腰を回したり、膝胸抱え込み、お尻歩き・・・色々試しましたが、効果はいまいちでした。
私の腰痛克服のカギは、奥深い痛みの原因を探ることでした。


1.痛み発見 その1  ひざ裏の筋

ある日、湯船のなかで足を四の字にして前屈したときに、左の膝裏に激しい痛みが走りました。


↑こんな感じで、右足を左のひざの上にのせる。

右足では何も感じませんでしたが、左足ではひざ裏を触るだけで痛みが出ました。


ピンと張った筋(上の図)が、触るだけで切れそうな痛み。
長年、左足に負荷がかかっていたのでしょうか。
これは筋が固まっていると判断し、毎日マッサージして筋をほぐしました。最初はさするだけでも痛かったのが、1週間ほどでひざ裏の痛みは消えていきました。
そして、少し腰痛も楽になったように感じました。

2.痛み発見 その2 脚の付け根の骨

しかし、まだ完全には治らず、時々腰痛が再発しました。
そんなときに、腰の付け根をこぶしで押してみたら、また激しい痛みがありました。


右側は何もありませんでしたが、左側は電気が走るような痛みでした。
やはり、負荷の蓄積によるものでしょう。
前回と同じように、この痛みを克服するため
毎日こぶしでグリグリしました。
この痛みも1週間ほどで消えていきました。

この痛みが消えると、かなり腰痛が改善されました。
ストレッチも毎日欠かさず行いました。
でも、まだ完全には治らなかったのです。

3.  痛み発見 その3 とあるストレッチ

太もも伸ばしや前屈なども効果的でしたが、
やはり時々腰痛が出てきました。

ある日、うつ伏せになってひざを曲げて足を持ち上げてみたら、右足は地面に着きましたが、左足は地面から20㎝くらい離れたところで痛みが出てきました。

左右差があるのはおかしいと思い、毎日このストレッチを頑張りました。
このストレッチを終えて、前屈の柔軟体操をするときに腰の左側からパキッというかポコッという音が聞こえるようになりました。
それからは、このストレッチは前屈とセットで行いました。


この音が気持ちよくて、楽しくてやめられませんでした。

やっと左足も地面に着くようになった日が来ました。
パキッという音も出なくなりました。(少し残念。)
その日から、私の腰痛はまあ完治と言ってよいでしょう。
たまに腰の左部分が重く感じることはあっても、腰痛までには至っていません。

まとめ

私はこの経験から二つの教訓を得ました。
一つは、体には治すためのサインがあるということです。奥深い痛い場所を探せ!です。
もう一つは、骨をグリグリすると気持ちよくて効果的な場合があるということです。

それ以来、肩こりや足の痛みなども骨をメインにグリグリしています。

捻挫や打撲ではなくて、電気のような信号のような痛みを見つけたら
これは治せると思ってください。

皆さんも何か参考になれば嬉しいです。

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