デカルト『困難は分割せよ』
(このnoteは2分で読めます。1,100文字)
17世紀にヨーロッパで活躍した哲学者デカルトの『困難は分割せよ』という言葉を知っていますか?私はこの言葉を中学2年生の時に倫理という科目を勉強している中で知りました。中学2年生当時はあまりピンと来ていませんでしたが、大人になって仕事をするようになってからこの言葉の持つ力強さに気づけるようになりました。
このnoteでは、デカルト『困難は分割せよ』について私の実体験を書きます。
✅1、心が折れそうになる問題たち
これは個人的なことかもしれませんが、学生時代よりも社会人になってからの方が心折れそうな問題にあたることが多いような気がします。急にクライアントから依頼され3日後までに資料を作成しなくてはならなくなったり、仕事の都合上、ある資格を取得する必要があったりと色々な問題・課題に直面します。
仕事内容自体が趣味のようなレベルで好きな方にとっては問題ないかもしれませんが、多くの方にとってはその問題・課題の難易度のわりに熱意を持つことができず心が折れそうになることもあるかと思います。
こういった時に『困難は分割せよ』は非常に心強い言葉としてつかえるのではないでしょうか。
✅2、実体験としての『困難は分割せよ』
例えば、資格勉強のためのテキストが400ページほどあってその分量に心が折れそうになったとします。『400ページを一気に勉強しきる!』と考えると気が滅入ってしまいます。400ページのテキストを一気に勉強しきれる方は少ないでしょう。
しかし、『1ページだけ勉強してください』と言われた場合はどうでしょうか。『まぁ、1ページぐらいだったらできるかも。』と思う方が多いのではないでしょうか。実際、この方法を実践してみました。仕事の関係で取得しなければならない資格勉強をしている時です。問題集は400ページほどありました。
400ページという量に気が滅入そうでしたが、『起きている時間は1時間に1ページずつ勉強をする』というルールを定め進めたところ、全く苦ではなく問題集を進めることができました。むしろ、『1ページだけじゃなく、もう1ページ進めよ!』と思うこともあり、予想以上にハイペースで進めることができました。
重要なのは、『これなら余裕でできるわ』というところまで細かくしてあげることです。
✅3、まとめ
デカルトの『困難は分割せよ』を試験勉強に当てはめて実体験を書いてみました。このほかにも仕事上での考え方としても汎用的な言葉出来るので、気が滅入りそうなことがあった際には思い出してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。