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旅と本

さて、旅といえば、
あなたは何を持っていくのを最初に考えますか?

洋服?
靴?
かばん?(入れ物?)
化粧品とか?

いやいや・・・どうしてか、
わたしの場合は、

まず本!

その旅先で何を読みたいか、
ジャなくて、

その旅先に合う本は何か?

ということです。

旅のテーマみたいなものが、
その時々、なんだかしらあるから、
それに合わせた本を選ぶことが多いです。

その中でも、
必ず持っていくっていうタイプの本があります。

大体持っていくのはじっくり読みたい3冊ぐらい。
1日で何冊も読み進むことができないような本を持っていく。

じっくりとっぷり浸りたいような本。

今日はそんな中で、
経営者の方にこそ読んでおいてもらいたいと思う
一体、事業になんの影響があるのか?
って思う本かもしれませんが、
そういう本をご紹介します。

ミヒャエル・エンデの『モモ』

です。

この本は児童書と思って舐めてかかるとはっきり言って
大損こきます(苦笑)

そのぐらい、
読む人が読めば、
内容も学びも濃い本です。

物語は、
この地上のどこかの国のどこかの街に住む
モモと呼ばれる少女を取り巻く環境の中で起こります。

モモの周りにはさまざまな人たちが出てきます。
街の人々です。
街に住む子供たちもです。

そして、
名もなく、個性もなく、どこからどうやってきたのかも
全くわからない、
灰色の男たち。

わたしはこの物語を、
ペーパーバックでもKindle版でも持っているので
どこでもいつでも読むことができるのですが、
読み返すたびに、

ゾッとする(^◇^;)

瞬間があります。

ああ、これって今の日本の状態だよね。
ああ、これって今の仕事に対する在り方だよね。
ああ、これって・・・・

たくさんの現実に気がつく良いヒントになるからです。

経営者、リーダー、伝える仕事をする人は、
客観性がとても大事だと思います。

そして、

何かをゼロから生み出せる発想力

が。

そのような、
ビジネスの基礎、原点、そして、
あなたが、

なんのために、誰のために、どうしてそれをやるのか

という永遠の課題について、
しっかりと物語の中で考えられるようになっている。

ミヒャエル・エンデ氏は既に亡くなっておられますが、
そのさまざまな書籍を通して、
たくさんのことを後世の私たちに伝えていってくれた
偉大なる作家であり、メンターだと思います。

メンター探しに疲れたあなた、
そして、
これからの事業をもう一段、
これからの自分をもう一段、
ステージアップさせて頑張りたい、
そんなあなたにおすすめいします♫


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