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《 断捨離 》 やってみた

断捨離とは

不要な物への執着心をなくすことで、心身ともに身軽で快適な生活を目指す考え方、とのことです。

精神的にもすっきりしたり、家の中が片付くと頭もスッキリして、日常のタスクや迷いが減るようなので、とりあえず不要なものを捨てる!と言う感じで、トライしてみました。


やったこと

断捨離の環境設定が大事だった

私は、母がミニマニスト思考、父が捨てられねーぜ思考の家庭で育ちました。
父が”ゴミ”を溜め込み、母が父のご機嫌を伺いながら捨てると言うのが、我が家の断捨離だったと思います。
今回の断捨離で、私の頭には「人がいないときにコソコソやるもの」と言う無意識の固定観念があることに気づきました。
私は比較的物が少なく、物への執着も薄いタイプですが、鬱が強い時や、無職期間はもったいない精神が爆発していました。判断力が下がったことも大いに関係していますが、おそらく「え、もう捨てちゃうの?」「なんで捨てるの?」と言う父の顔がよぎってたのだと思います。

実際に、自分以外の人がいない空間で断捨離をすると捗りました。
難しければ、ヘッドフォンなどを使ってみるのもいいかもしれません。没入感は達成感にも繋がるような気がします。断捨離の環境を整えることで断捨離の5割くらい決まる気がしました。


不用品とは?

不要な物の概念は、案外難しいです。
私自身、母からの影響は大きいものの、捨てることへの抵抗もあります。
色々やってみた結果、今は二段階で分別をしています。

まずは「使っている・使うもの」「使っていない・使わないもの」で分けた後、
「使わないもの」をさらに「保管する」「捨てる」「再利用する」「売る・あげる」に分類していく方法です。
この方法にしてから、迷いが減りました。最初は時間もかかりますが、慣れてくればパパっとできますし、どっぷりハマってしますと買い物中にも「将来的にどう処分するか」を考えてから購入するか否かを決めていました。もちろんここまでしなくてもいいと思いますが。

小さいことを何度でも!の精神で

時間や場所で区切ることでさらに集中力がアップしました。
私の場合、始めた頃は「今日はこの引き出し1つ分」「明日はこの棚の一段だけ」と言う感じで進めていました。
気分がいいと思いの外進んだりもしましたが、小さな目標の方が気持ちが楽です。

そして、私は同じ場所を再度断捨離するようにして一度で終わりにしないようにしています。面倒に感じることもありましたが、「またやるから、とりあえず今日はざっくりやろう」と思えて導入がスムーズになり、今日は捨てる勇気を持てなかったけど、1ヶ月後は「結局使わなかったし捨てちゃおう」となったりして、私にはメリットがありました。


感想

物が少ないことを快適だと感じる私は、メンタルにも効果抜群でした。かなり良い影響があったと思っています。
効果は緩やかですが、リバウンドがないのもありがたいです。

自分なりのやり方を見つけるとかなりスムーズになるのだなという印象でした。
コツを掴めたら本当に快適ですし、今ではほとんど断捨離の必要ない部屋になっていて、大掃除も1時間くらいで終わります。

ただ、私の両親を見ていて思うのは、捨てることがストレスになる人もいるのだなと言うこと。私の父は自分が座るスペース以外はモノに囲まれた部屋にいます。地震が来たらどうするんだよと思いますが、それでも日常の快適さの方が大切だとも思ったり。。。
私は物が少ない部屋にいることで安心できますが、父のような人もいて、断捨離とは無理にやることでもないのかなと今は思っています。
それでも無理のない範囲で物を減らす快適さもあるので、いいバランスでやっていけたらなと思っています。

まとめ


・自分が感じる「不要」と、自分以外の人が感じる「不要」は違う
・勿体無いお化けが出てきたら中断する勇気必須
・スマホのホーム画面の整理も立派な断捨離


デメリット

長期戦になる
勿体無い精神との戦い
物への執着がなくなりすぎてします
気軽に買い物できなくなる

メリット

物が減ることで把握ができ、脳が楽になる
片付けやすくなる
掃除がしやすくなる
全体的に快適になる
無駄遣いが減る
物として残らないことへの投資をしたくなる

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K
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