中国上海 アート旅 ー 準備編2 便利アプリなど
先週、念願の上海に行ってきました!2010年の万博以降、現代アートの展覧会が多く催され、アートの街として注目されるようになった上海。移り変わりの早いこの街の"今"を体感してきました。
前回は、ビザ申請についてお話ししましたが、今回は、中国国内でのアプリについてお話したいと思います。
ご承知の通り、中国では通信の規制があり、GoogleやFacebookなどの海外サービスが利用できません。そのため、旅行前に中国で使えるアプリを準備しておくことが必要です。
中国の通信のこと
通信規制とVPN
中国では、政府によってインターネットの利用が規制されています。具体的には、以下のサービスが利用できません。
Google: 検索エンジン、Gmail、Google Mapsなど
Facebook
Twitter
YouTube
Instagram
これらのサービスを利用するには、VPNというツールが必要です。VPNは、インターネット接続を暗号化して、あたかも別の国から接続しているように見せることができます。
VPNを利用すれば、中国にいながらでもGoogleやFacebookなどのサービスを利用することができます。
通信 ahamo
VPNよりahamoが便利
私は日頃ahamoを利用しています。ahamoだと手続き不要で、追加料金もなしで利用できます。SIMの交換なども不要です。ahamoは月に20GBですが、上海7日間滞在し、Google Mapや支払いなど普通に利用して、実際に使ったデータ量は7GB程度でした。
PCでの仕事は絶望的
スマホではahamoの利用で便利に繋げますが、ホテルで仕事をしようとすると、ホテルのwifiではGoogleに繋げません。検索は百度で行います。
ただ、Googleのアナリティクス、ドキュメント、フォーム、スプレッドシートなど日頃から仕事で利用しているものが全く使えませんでした。スマホで拡大しながら作業したり、とここだけはとても面倒でした。
便利なアプリ
支払い Alypay
中国は完全キャッシュレス社会です、今回の旅では一切現金を使いませんでした。
中国のお店では一時観光客から現金を受け取らないことが問題になり、現在では現金を受け取らなければならないことになっているそうです。
2023年より、「WeChat Pay(微信支付)」「Alipay(支付宝)」が旅行者でも利用できるようになり、Alypayをクレジットカードに紐付け登録しました。
メッセージ WeChat
中国版LINE、現地の方と連絡をとるのに必須です。
地図 高徳地図
高徳地図は詳しく出ているのですが、中国語表記のため分かりづらくてGoogleMapと2本立てで使っていました。GoogleMapは表記は日本語や英語でわかりやすいのですが、細かな施設名や道はフォローしていません。
翻訳 Google翻訳
日本語と簡体文字をダウンロードして、オフラインでも使えるようにしておきました。レストランなどで便利です。
SNS 小紅書
中国版インスタ、場所やお店を検索して評判などを見るのに便利。
グルメ情報 大衆点評
日本のぐるなびのようなものですが、おもしろいのは店舗登録を含めユーザーの書き込みだけに頼ったサイトということです。また、レストランだけでなくさまざまな店舗サービスが対象のようです。
私はもっぱら教えてもらったレストランの場所などの確認に使いました。
交通カード
アプリではありませんが、日本のSUICAのような交通カードです。私は、Alypayとうまく紐付けできなかったのですが、AlypayのQRの反応が遅く、結果的に交通カードが便利でした。地下鉄はもちろん、バスも船もこれひとつで乗れます。駅でチャージもできます。
航空機とホテル
ホテルは外資系か日系
今回の宿泊先は「オークラガーデンホテル上海」にしました。すでにオーナーはオークラではないのですが、とにかくホテルはストレスなく過ごせそうなホテルを選びました。
飛行機はJAL
羽田から上海は虹橋空港
中国・上海には、上海浦東(シャンハイプードン)国際空港と上海虹橋(シャンハイホンチャオ)国際空港の2つの空港があります。 上海浦東国際空港が成田空港、上海虹橋国際空港が羽田空港のイメージです。JALだと羽田ー虹橋が1日3便ほど出ています。こちらもよほどでなければJALを選びます。