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春にやってくる心の不調に要注意

こんにちは。フォレスト出版の美馬です。

五月病ならぬ四月病が流行っているようです。四月病ってなんだ? と思って調べていたら、最近は六月病と呼ばれるものもあるようで。春はウキウキな気分になれるかと思いきや、じつは心がどーんと落ち込む季節のようです。

私はそもそも春が嫌いです(夏はもっと嫌いです)。なんだか世の中が幸せオーラ全開で浮足立っている感じが好きになれません。そこに追い打ちをかけるように花粉が飛んできて、鼻水は出るわ、目も開けていられません。

さて、話を戻しますがそもそも五月病とは何か? 厚生労働省によると、

新入社員や人事異動などで環境の変化があった人が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況。
 五月病は正式な病名ではありませんが「適応障害」「抑うつ状態」などの病気と関係があるとされることが多いです。

ということです。環境が変わると、たしかに気持ちが追いつかずぐちゃぐちゃになりますよね。まわりの環境が変わらなくとも、所属している組織(学校や職場)での年次が上がるだけで、要求されることも変わってプレッシャーは強まるばかり。

そんな鬱々とした日々を少しでも解消するためにできることはあるのでしょうか? しかも私のような超ひねくれた人にでも効果がある方法、です。

そんなことを考えているときに思い出しのが、自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生の『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム)です。

目次を読むと、興味深い見出しがありました。

昇進後には自律神経が乱れます

早速読んでみます。

春のおめでたいはずの昇進によって、体調を崩してしまう例がじつは少なくないと言うのです。症状としては、疲れやすくなった、なんとなく体が重い、睡眠が浅い、すぐにイライラしてしまう……などがあるとのこと。

著者曰く、環境の変化に伴うストレスは、悪い面だけでなく、適切でさえあれば自分を人間として成長させてくれるスパイスにもなると言います。

ストレスはスパイス、ストレスはスパイス、ストレスはスパイス……。そういうふうに捉えていくと、たしかに頑張れそうな気もしてきます。

ですが、超ひねくれ人の私はこれだけでは気持ちをリセットさせられそうにありません。では、どうしたら良いのでしょうか?

……私にぴったりな見出しを見つけました。

動物の愛くるしさで自律神経を幸せにしましょう

最高じゃないですか。

本書によると、最近注目を集めているセラピーがあるようで、それが「ホースセラピー」です。通常の「アニマルセラピー」とはどう違うのでしょうか?

 ホースセラピーとは、乗馬や馬の手入れ、観察などを通じて、とくに脳に障害のある方の社会復帰を早めるリハビリテーションのひとつです。
 通常のアニマルセラピーと異なる点は、精神的な面だけでなく、馬に乗ったりすることで得られる、筋力や平衡感覚の向上などにもつながる可能性があることが挙げられます。

『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(小林弘幸/アスコム)より

じつは先週末、人生初の競馬に行ってきたんです! なんというシンクロ! 美馬だけに、馬にはなんとなく親近感があるんです。そして遠くから見ているだけでもめちゃめちゃ癒されました。

ホースセラピーをふくめたアニマルセラピーは、自律神経を整える方法の一つとして、科学的な証明もされ始めているとのことです。

我が家には、365日いつでも私を癒してくれる猫坊がいます。たまに大ゲンカもしますが(猫と本気でケンカする私もどうかと思いますが)、猫吸いさせてもらってこの春を乗り越えたいと思います。

エアコンに飛び移ってくつろぐ猫坊
ニャルソック中……

最後までお読みいただきありがとうございました。


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