こんにちは。
フォレスト出版・編集部の美馬です。
先日、『糖尿病専門医だから知っているアルツハイマー病にならない習慣』でご一緒させていただいた牧田善二先生と、弊社voicyチャンネル配信用の収録をさせていただきました。
※放送は7/18(火)、7/19(水)いずれも8:10~です。ぜひご視聴ください。
放送の前に、本日は”がんより怖い不治の病に勝つ方法”、アルツハイマー病にならない、あるいは進行を食い止めるための最強の方法についてお伝えしたいと思います。
ズバリ、キーワードは「イチョウ葉エキス」と「VSRAD」。
まずは下の事例をお読みください。
なぜイチョウ葉エキス? VSRADって何?
と思った方がほとんどだと思います。詳しくはこれから説明します。
まずは「VSRAD」についてです。アルツハイマー病は症状が出る20年くらい前から始まっているとされているのですが、それから長い時間をかけて脳の神経細胞が減少していき、認知症グレーゾーンのような状態を経て、ようやく症状が出てきます。しかし、そのときにはもう治しようがないと言います。
そのため、発症の前段階で異変を発見して予防治療を行なうことが何よりも大事になるとのこと。その具体的な方法としては、脳をMRIで撮影し、VSRADという診断支援ソフトで脳の萎縮度合いを解析する検査を受け、状況に応じてサプリメントを服用してもらいます。
VSRADのはたらきは、脳をボクセルという2ミリ立法単位ごとに区切って、
その中の灰白質の分量を計測するというもの。その上で、アルツハイマー病でよく侵される脳内の箇所、とくに海馬傍回(かいばぼうかい)、海馬、扁桃といった内側側頭部の萎縮度合いを、「Zスコア」という数値に表します。
Zスコアは、以下の4段階に区分されます。
0~1:脳の萎縮がほとんど見られない正常範囲
1~2:萎縮がやや見られるMCI(軽度認知障害)の段階
2~3:アルツハイマー病が疑われる
3以上:重度のアルツハイマー病であることが強く疑われる
いずれにしても、2を超えたらアルツハイマー病が疑われるわけですからそのときは専門医の総合的な診察が必要になるようです。
ただ、診断を下されたのでは遅すぎるのがアルツハイマー病という不治の病の怖いところです。重要なのは、1を過ぎた段階で予防治療に入ること。アルツハイマー病にはなっていないが、その兆候が始まったMCIの段階で予防治療に入ることだと、牧田先生は述べています。
さて、VSRADで自分の脳の状態がわかったら次のフェーズです。対抗手段を考えなくてはなりません。それが「イチョウ葉エキス」というサプリメントの摂取ということです。
牧田先生は、クリニックを訪れるアルツハイマー病予防に積極的な患者さんのZスコアが1を超えた場合に、アルツハイマー病の予防効果があることが確認されている「イチョウ葉エキス」のサプリメントを飲んでもらうようにしています。
具体的には、次のように対処しているそうです。
なぜ「イチョウ葉エキス」なのか? 世界中でさまざまな検証が行なわれ、その有効性が認められているようなのですが、そのうちの1つがこちら。
こうした信頼のおける研究論文を精査した上で、牧田先生は自分の患者さんにもイチョウ葉エキスをすすめるようになったとのことです。およそ20年にわたりイチョウ葉エキスをすすめてきて、その効果を心底実感しているとお話されています。このような経緯で、先に取り上げた事例のAさんもアルツハイマー病から遠ざかることができたわけですね。
そのほか、さまざま市販されているイチョウ葉エキスの厳選方法やVSRAD検査の実際について、もっと詳しく本書で紹介されています。気になった方はぜひお読みになってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。