グリーンジャイアントが面白かった
こんにちは、和尚と申します。
ちょっと面白かったので社内のメルマガで書いてみて、こっちにも貼ってみるかと思い貼ってみます。
そもそも、地球温暖化って言葉は知っていますが、それがどのくらいやばくてどのくらい本気で世界が対応しようとしているかってあまり知りませんでした。
何となく、CO2がとかメタンがとかは知っていますが、学者によって本当に人間の生活が原因なのか不明とか言ってるよね、みたいな感じでした。
実はこの情報はめっちゃ古かったです笑。
今後、10年くらいしたら、排出量枠を売ると言うビジネスが当たり前になる可能性もあるので、実はどんな業界も無関係じゃないかもしれません。
一つ一つ書いてみます。
そもそもカーボンニュートラルって何やねん?って話ですが、これは人類の生活が排出するCO2の量が、植物などによって吸収されるものと均衡する状態(要は増減しない状態)を指すそうです。
そして、このCO2含めての温室効果ガスが、地球温暖化の原因なのではないかというのは、みんな知っている事実ですが、それがいつ言われ始めて、最新でどうなっているのかって知ってますでしょうか?
僕知らなかったんですけど、へーそうなのか、って思いました。
始まりは1988年、国連のIPCCってとこが人為起源の温室効果ガスが大気中に放出されれば、生態系や人類に重大な影響を及ぼす可能性があるって提唱します。
この時は、まだ自然活動の変化の可能性もあり、人が地球環境に影響するほどかは可能性が疑問視されてました。
それが、
1995年の第二次報告では「地球の気候に影響を与える可能性がある」。
2001年の第三次報告では「過去50年の温暖化の殆どが人間活動の結果という強い証拠が得られた」
2007年の第四次報告では「温暖化には疑う余地はなく、工業化以降人間活動により増加している」
2014年の第五次報告では「温暖化しており、人間活動の原因である可能性が95%以上である」
となってどんどん断定的になっているわけです。へー!
地球温暖化なんて嘘だっていう学者もわずかに居るらしいですが。
実はタバコが人に害があるなんて嘘だ、とか、砂糖の食べすぎが人間に害を与えるとか嘘だ、とか、そういうことを言っている学者と同様らしいという話もあります。
この共通点は、利益を得ている企業がスポンサーについているとかあるみたい。本当かどうかはわかりませんがね。
まぁ主流は温暖化の原因は化石燃料に代表する人間の生活となっています。
結果、パリ協定で平均気温の上昇を1.5℃~2.0℃にすると言う目標になったようで、ここも、そのくらいなら、とかちょっと思ってしまうんだけど違うんだそうです。
1.5℃で急激に変わったり世界が破滅するわけじゃないとは言われています。もちろん台風がより強くなったり豪雨が起こったりある地帯の気候が変わったりはする可能性の振れ幅が大きくはなるみたいですが。
ただ、これが2.0℃だと話が変わってくるそうで。
ティッピング・ポイントと呼ばれるらしいですが、実験で水と氷もある臨界状態を超えると急激に反応が進んだりするのですが、それが1.5℃~2.0℃の間にある可能性が高いと言われているみたいです。
つまり、一度そうなるとそこから対策してももう止められないスイッチが入っちゃうみたいなものですね。
このことから、もう1.5℃に抑える、というのが目標になっているのだとか。
ここから、カーボンニュートラルを目指すって世界的になっているわけで、大国の中国とアメリカもそれに批准してます(アメリカはトランプさんが抜けたけどバイデンさんで再加入)。
そうなると、電気から何から、国や企業には炭素排出量が課せられ、そこを超えると税金がものすごいかかったりする世界になっていくのでしょうか。これは結構確定の未来のようですね。
電気自動車とかでも、日本って原子力発電止めてしまったので火力が8割位になってて、その電気には炭素排出ありますよねってことで海外だと関税がやばくなるみたいで、EV車は既存の自動車に比べて部品がかなり少ないという雇用の問題もあってトヨタもだいぶヤバそう。
そして、欧州だと、全然排出していない会社が、排出量の枠をめっちゃ排出してしまうとこに売却して、相対的にはカーボンニュートラル状態、みたいにするビジネスも出てきているみたいです。
もしかしたら数年後当たり前になっているかもしれません。
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グリーンジャイアントと生活への影響
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投資の世界でも、この環境対策しているかどうかが大事で、理念やSDGsが会社にあるかどうかで、契約結べるかなども影響するようになってきています。
再生エネルギーとかも株価がガンガン上がってて、化石燃料は下がっています。
風力発電で有名なネクステラとか、株ちょっとだけ持ってたんすけど結構上がってますね。まだ上がるはず、きっと多分。
ESG投資っていうのも合って、今後は再エネ系がより上がりそうですね。
残念ながら、日本はまじ乗り遅れてます。
原子力発電とクリーンエネルギーで結構頑張ろうとしていたところに3.11があったので。
実はそもそも日本の原子力発電所の炉ってめっちゃ古くて40年選手らしいので、最新だともっと安全なのだとか。
でも、リプレースするにも心境的に合意が得られなくて廃止したまま。
電化製品って止めっぱなしのほうがやばくね?って思うんですが。。
そして火力発電の割合があがっているヤバさが報道されないのもまずいよねってのも本の中でもありました。
火力発電多いと海外での税金もガンガン上がるということは、税金的にもビジネス的にも、結構心配。レジ袋削減とかやってる場合じゃないって感じですね。
後、最後に上の方で貼ってた植物肉。
これが本当に?って思ったんだけど、牛の畜産が環境に悪いからなんですって。
??ってなるかもですが本の中では1つだったけど2030年の未来の中にもあったことと合わせると2つ理由があると思いました。
牛のゲップって温暖化の一因っていったら嘘みたいですよね?
でもこれ大マジらしいです。
メタンってCO2以上に温室効果ガスなんだけど牛のゲップのメタンが本当に割合的に多くなっているらしい
>メタンガスは二酸化炭素の50倍以上の温室効果を持っている。
>大気中のメタンガスの20~30%が、はんすう動物のげっぷによるものだといわれている。
なんだってさ。
更に、牛肉の加工には水も大量に必要です。
つまり、加工に水を大量に使う上に、温室効果ガスを生きていると必ず出す動物をめっちゃ増やしたということで、牛やばいぞって機運が高まっているわけです。
20年とかしたら、牛肉とか牛乳とか希少になっているかもしれません。
吉野家とすき家と松屋の牛丼を食べるのは今のうち?
後は、豆乳の他に、日本ではないんですけどオーツ麦の乳、オーツミルクってのが出てきているみたいです。
海外のスタバにもソイラテと同様に並んで、結構美味しいのだとか。
植物肉もオーツミルクも食べたこと無いから日本上陸してくれたら食べてみたいな。
ということで、ビジネスから生活まで、結構身近に影響しそうで、知らないよりは知っておいたほうが良いかなって感じで書いてみました。
詳しく知りたければ是非是非本買って読んでみてください。
ではではー
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