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100均素材でコンポストデビュー!

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのあや(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています。

ついに、コンポストを自宅で始めてみました!
コンポストとは、簡単にいうと堆肥のことです。
家庭で出る野菜くずなどの生ごみ(有機物)を、微生物の発酵分解によって堆肥化していきます。

しかも、材料・用具などはすべて100円均一で揃えられました。
必要なものや手順を紹介していますので、検討中の方はぜひチェックしてみてください。

100均素材でできるコンポスト!所要時間は20分

100均素材でできるコンポストの所要時間は、約20分です。
以下のものをご準備ください。

【用意するもの】
・植木鉢などコンポストを行う容器
・コンポスト用基材(今回はダイソーのココヤシピート)1.5本
・スコップ
・容器を覆うバッグ(必要な場合)

【手順】
①園芸土に水(適量)を含ませてほぐす
②水を切ってコンポスト容器に入れる
③必要な場合は洗濯ネットなどで容器を覆う

ココヤシピート(ヤシの実の殻を細かく粉砕したもの)に
水を含ませ搾ります

とても手軽だと思いませんか?

すでに始めている方々に聞くと、コンポストは勝手口の外やベランダに置いて使っているそうです。
実際に私も家で設置してみましたが、食後の片づけ時に入れるのが便利だったため、勝手口の外に置きました。

早速野菜の皮やヘタを入れました
虫が怖いのでキャンドゥで買った
バッグ型の洗濯ネットを被せました


気になるニオイや虫は大丈夫?みんなのコンポストを見せてもらった

今回のコンポスト作りは、和歌山環境ネットワークさんの楠本さんと大滝さんにレクチャーいただきました!
私がこれまでコンポストを始められなかった理由は、

①臭いニオイがするのは嫌
②虫が寄らないか気になる
③専用容器や基材を購入する必要があると思っていた

この3点でした。

しかし、みなさんのコンポストを見せてもらって驚いたのは、全然臭くない!
「森のにおいがするよ」とおっしゃっていたのですが、まさにそのとおり。
土や草の香りがするだけで、嫌な感じがしません。
コンポストの中身も、森林が多い公園の地面のようで、みかんの皮や柿のヘタなど、大きなものは発酵がゆっくり進んでいました。

気になる虫は、保管状況によって異なります。
植木鉢をそのままベランダに置いているものは、コバエやダンゴムシなどがいました。
しかし、バッグタイプのものは、特に見当たりませんでした。
虫が苦手な方は、ジッパーや蓋が付いているタイプなどを選ぶとよさそうです。

発酵のポイントは酸素・炭素・水分!

コンポストの大切なポイントは、酸素・炭素・水分
酸素を使って微生物が分解をしてくれるため(好気性発酵)、お漬物などの発酵(嫌気性発酵)に比べて、スピーディーだそうです。

【コンポストの3大ポイント】
酸素通気性が大切、適度にかき混ぜる。容器の中に入れる基材は7割
炭素…コンポストの基材(ピートモスやココヤシピートなど)
水分…基本的に水やりは不要。野菜くずなどの水分で十分

実践している方に聞くと、食べ残しは全部コンポストに入れているそうで、特に調理しているものは分解が早く進むそうです。
また、早く発酵を進めたい派は、野菜の皮なども細かく切って入れているとのこと。
一方で、発酵のスピードは気にしない派は、りんごのヘタもそのまま掘り込んでいるそうです(衛生面の点から、ペットの糞尿などは入れません)。
私はめんどくさがり屋なので、そのまま入れる派になりそうです。

コンポストは最終的に真っ黒な土になると、堆肥として使えます
上手く活用している方は、家庭菜園に使ったり、農家さんへ手渡したりしているそうですよ。
和歌山環境ネットワークさんによると、今後はできたコンポストを上手く循環させる仕組みを作っていきたいとのことでした。

また、我が家のコンポストの経過をみなさんにお伝えしたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:土岐


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