food104 magazine 編集長
food104メールマガジンの内容をnoteにアップします。 国内海外の専門家の視点で、下記の内容についてお伝えしています。 テーマはF&Bマーケティング、飲食店、厨房、衛生管理、観光、宿泊、インバウンド、農業、地域の魅力、6次産業、ファーストフード、ミシュラン、女性活躍推進、オーガニック、EC、DX、料理人、コンクール、サーヴィス、ワイン、焼酎、日本酒など
ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。 数年前より、欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。 プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。 プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。 この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。 ダプーリア 大橋美奈子 有限会社ダプーリア http://www.da-puglia.com/ 大橋美奈子プロフィール http://www.da-puglia.com/archives/000047.html
週刊Food104は食関連ビジネス向け情報のネット配信メールマガジンです。 毎週、食関連ビジネス企業のプレスリリースをお届けします。
外食コンサルタントの視点で、興味のある飲食店で実際に食べて、飲んで、感じたことをコラムにしています。王は、大手ファスト・フード、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っていました。
編集長石川は、農家の6次産業化支援や、首都圏販路開拓、観光地域づくり法人(OTAなど)や、地方公共団体へ、インバウンド観光に関する専門家として、訪日外国人旅行者の広域周遊観光促進に向けた地域の取組を支援しています。日本には魅力的な地域がたくさんありますが、そこに住んでいる方は気付きにくいものです。「食・農・宿泊」の専門家としての視点で、地域の新たな魅力や課題等の発掘、施策の提案及び地域の観光関係者のスキル向上等に役立つアドバイスをしています。 また、food104magazineの過去記事の中には、食を通じた地域おこしの成功例、イタリアプーリアの事例など、ノウハウがたくさん溜まっていますので、人気記事をピックアップしてご紹介します。
プーリアの我が家にはマルメロの木があって、毎年この時期食べきれないほど実がつきます。マルメロとよく似たカリンが佐伯にもあります。 昨年、地域おこし協力隊として着任して1ヶ月ぐらい経ったこの時期、道の駅で売られていたカリンを使ってジャムを作り、クロスタータと呼ばれるタルトを作りました。地元で農泊を営む皆さんにお出ししたところ、「あーこんな食べ方したことなかった!」と喜んでいただきました。「うちでもたくさん採れるから貰ってちょうだい。」と言われわざわざお持ちくださいました。今年も
■“コロナ後の立ち飲み屋に「若い女性」が増えた理由” 今回は、この記事に関連し、最近のトレンドにもなりつつある「立ち飲み」について、紹介します。 この業態がトレンドになりつつある理由には、以下の2つがあるようです。 1.コロナ禍での人々の意識の変化 働き方改革やコロナ禍を経て、就業後のプライベートの時間を大切にする人が増えたことにより、タイパ(タイム・パフォーマンス)がこれまで以上に重視する傾向があるようです。さらに、特に若者の間で友人や親しい同僚などとの少人数の飲
宮崎の友人を訪ねた帰り道、午前中の早い時間だったので立ち寄った店があります。 「高岡名物 長饅頭」 平成の大合併で宮崎市になりましたが、もともとは東諸県郡高岡町で、宮崎市の西に位置し大淀川沿いに広がるこじんまりとした町が広がっています。戦国時代から薩摩藩の領地であり、立派な天ヶ城と城下町が残ります。人口は12,000人ほど、合併したとはいえ地域自治区として旧来のアイデンティティを残している町です。 その町の入口の国道10号線沿いに「長饅頭」ののれんを掛けた店があります。朝7時
プーリアのソウルフードは、プレ・ディ・ファーヴェ(乾燥そら豆のピューレ)ですが、佐伯のソウルフードは「ごまだし」でしょう。 私のキッチンにも常備されています。 農水省の郷土料理百選や文化庁の「100年フード」にも選ばれている「ごまだし」は焼いた魚を胡麻、みりん、砂糖と一緒にすり合わせ醤油を足して仕上げた万能だしとも言える調味料です。大分県の漁獲量の70%が水揚げされる佐伯ならではの保存食と言えます。元々大量に獲れた魚を余さず食べる漁師の家庭料理でありその家それぞれの味があった
■ワタミ/米国TGIフライデーズ破産申請、日本の店舗に影響せず 流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/strategy/q110512.html ■松屋フーズ 決算/4-9月増収増益、出店数・既存店売上増で通期上方修正 流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/accounts/q110580.html ■王将フード 決算/4-9月増収増益、新規出店・DX推進 流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/a
福岡空港の搭乗口前には福岡銘菓の店が並びます。 その中で目を引いたのが黒いサインに白い文字で「NO TIROLIAN」とプリントした缶が積んであるコーナーでした。千鳥饅頭のブランド「チロリアン」と福岡のコーヒーショップのコラボ商品です。老舗と新進気鋭のコーヒー店の組合せに惹かれました。味は竹炭を練り込んだ生地にコーヒークリーム、苦味が感じられて、いつものチロリアンとは違って面白いと思いました。限定品らしいので見かけたら買ってみてください。 NO COFFEEの代表的なドリンク
毎年この時期のコラムは佐賀平野からお伝えしてきました。佐賀インターナショナルバルーンフェスタで気球を飛ばすボランティアを30年も続けています。 世界中から100機以上の熱気球が集まって競技を繰り広げます。大会は概ね5日間。朝8時と夕方15時からの2回の競技に5日間で90万人くらいの観客が押し寄せます。同時期に唐津市で行われる「唐津くんち」と合わせて佐賀観光の大イベントなのです。 その大会に今年は季節外れの台風がやってきました。この時期の台風は2000年以来らしいです。大会が行
自家農園を持ち可能な限り自給自足の食材を使った料理を提供することを信条とする料理人のことをシェフ・コンタディーノ (農民シェフ)と呼びます。究極の地産地消とも言えるこのスタイルはイタリア料理界ではカテゴリーの一つとも言えるほど浸透しています。 「料理ができる農民と畑を耕す料理人に勝るものはない」と言うのは、プーリアでシェフ・コンタディーノの先駆けとなり、今でも代表的なシェフの1人として活躍するペッペ・ズッロ氏。 彼が毎年主催するシンポジウムに参加してきました。 東京、紀尾
■米マクドナルドでO157の集団感染、49人が感染し1人死亡…全員が「クォーターパウンダー」 yomiDr. https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20241023-OYT1T50035/ ■モスバーガー×ミスド/ららぽーと新三郷にコラボ店舗「MOSDO!」オープン 流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/report/q102471.html ■F&LC/国内グループ全正社員対象に平均6%の給与引き上
■急転直下のセブン&アイ・ホールディングスの解体劇始まる。デニーズの売却先候補は元社員の大胆予測から「サンマルクホールディングス」か? FOODRINKNEWS https://www.foodrink.co.jp/sp/detail.php?blog_id=5&entry_id=15562 ■カッパ・クリエイト/社員の不正競争防止法違反で罰金3000万円 流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/strategy/q100943.html
10世紀のイギリス、カンタベリー大聖堂のシジェリック大司教の日記に記されたフランス、スイスを通りヴァチカンでローマ法王の祝祷を得る旅のルートを基本に、キリストの聖地エルサレムまで続く巡礼路、フランチージェナ街道をヨーロッパの文化と歴史、さらヨーロッパ人のアイデンティティの象徴として整備し繋げようという計画がヨーロッパ評議会の正式なプロジェクトとして進められています。1994年から始まったこの計画、陸路の終点となるプーリアのブリンディジ及びサンタ・マリア・ディレウカまでの道のり
このコラムは実体験したものを書くことを是としてきましたが、今回は間に合わずWebの情報だけで書きます。まあ栞の様なものだとご理解ください。 西九州新幹線の終着点、長崎駅から徒歩10分、三菱重工幸町工場跡地を「(株)ジャパネットホールディングス」が取得し建設した複合型の施設です。 まずは、サッカー場、バスケットボールアリーナ、サッカー場が部屋から見れるホテル、ショッピングモール、オフィスビル、大学のサテライト、学習塾など、ありとあらゆる施設を集めています。 ・長崎スタジアムシテ
ハロウィーンといえば、かぼちゃ。カボチャといえば色々な種類がありますが、我が家で毎年作っているのはバターナッツという種類の長細いひょうたんのような形の種類のものです。 カトリックの国イタリアではハロウィーンは伝統的なお祭りではありません。ここ10年ほど前からスーパーや商業施設の宣伝的にハロウィーンのモチーフが使われていたり、楽しいイベントとして商店街で仮装した小さい子供にお菓子を配るぐらい感じで目にするようになりました。イタリアでは毎年2月末頃のカルニヴァーレ(カーニバル
久留米市中心部から国道3号線を南下すると、野添町付近に「風と虹」という名前をチラホラ見かけます。おしゃれなレストランであったり、ピザのあるカフェだったり。先日は小さな馬場のあるレストランも開業しました。 これらは医療法人コミュノテ風と虹 のぞえの丘病院の関連施設です。のぞえの丘病院は主な診療科目は精神科、児童精神科、心療内科です。そして関連施設は、入院患者や家族だけでなく一般に開放しています。レストランは就労支援施設として運営されており、配膳や調理などに入所者が携わっています
パンツェロッティ、聞いたことありますか? 簡単に言えば、揚げピッツァでしょうか。 ピッツァを半分に折ってトマトソースとモッツァレッラチーズを閉じ込めて油で揚げたスナックです。よく似た食べ物で日本ではピッツァ発祥の地とされるナポリのカルツォーネという言葉の方が知名度が高いでしょうか。イタリアの食文化にとってネーミングはとても重要で、側から見ると同じ物に思えるものでも当事者にとっては違うものであり、当然呼び名も違ってくるのです。この辺のこだわりがイタリア的であります。同じ材料を使
YAMAPというアプリをご存知ですか? 飲食業界では縁がないかもしれません、登山用アプリで400万ダウンロードを誇る人気ナンバーワンのアプリです。 事前に地図をダウンロードしておけば、電波の届かない山の中でも、ナビゲーションしてくれて、これから登るルートや歩いてきた軌跡を画面で確認できます。登山届も出来て、万一遭難した場合に家族への通知が可能。優れているのは、同じアプリを使っている人と、途中ですれ違った際に、チャイムでお知らせしてくれます、疲れて声が出ないときに替わりに「こん