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【助けて佐賀プリン】
毎年この時期のコラムは佐賀平野からお伝えしてきました。佐賀インターナショナルバルーンフェスタで気球を飛ばすボランティアを30年も続けています。
世界中から100機以上の熱気球が集まって競技を繰り広げます。大会は概ね5日間。朝8時と夕方15時からの2回の競技に5日間で90万人くらいの観客が押し寄せます。同時期に唐津市で行われる「唐津くんち」と合わせて佐賀観光の大イベントなのです。
その大会に今年は季節外れの台風がやってきました。この時期の台風は2000年以来らしいです。大会が行われる嘉瀬川河川敷には、観客に向けた屋台や、物産館、フードコートのテントが並び、佐賀、九州の食や物産を提供してきました。
今回台風は直撃しなかったのですが、1日、2日に大雨が降るという天気予報が出され、嘉瀬川の水位が上がって河川敷が使えない(実際に全面が水没しました)ということになり。急遽大会は中止となってしまいました。
テナントで出店した店は、1日の朝から撤収をはじめ、河川敷に置かれた、発電機、トイレなども撤去されました。
これまでこのコラムでは佐賀の「奥さまプリン」「牧場プリン」を紹介し佐賀のプリンが熱い状況をお知らせしてきました。
プリン県さが実行委員会が作られて57軒ものプリンを販売する店が参加しています。
物産館テントの中で元気に販売していた「プリン県さが実行委員会」でも仕入れた3,000個のプリンの在庫を抱えてしまいました。
消費期限の短いプリンは急いで販売しないといけません。そこで販売するスペースを各企業に呼び掛け、承諾してくれた佐賀駅の構内で販売許可を得て、SNSで呼び掛けて、1日の夕方には完売したとのこと。食品ロスが話題になる時世に、優しい県民に助けられましたね。
プリン県マップ2023
https://www.asobo-saga.jp/files/download/article_blocks/16050ee1-897e-4d4a-a1b5-3be9ee9e2031/value01/value02
プリン県さが実行委員会Instagram
https://www.instagram.com/purinkensaga/
毎日新聞ニュース「プリン3000個、一時行き場無くすも…SNSで「助けて」、7時間で完売」
https://mainichi.jp/articles/20241103/k00/00m/040/002000c
【プロフィール】
上田和久
kazz@studiowork.jp
スタジオワーク合同会社 代表
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。