遊んできた たくさんの遊びをしてきた 知らない人との夜も この人しかいないって信じてたあの頃も 或いは今も 多分答えはないけど 幸せになりたいが為に 何かと何かを天秤にかけて 何かを犠牲にしながら 生きてる 手にしたい物のために捨てた何か 捨てた何かが必要なのか不必要なのか わからないけど 生きていく中で きっと幸せになるために 迷いながら生きている
大好きだった前の恋人 どうしても欲しかったあのコスメ 本当は叶えたかったあの約束 毎日が忙しくて それだけでやっとで いつのまにか会えなくなったあの人 本当はまだいろんなものを手にしたい20代 こうなりたいって私がいる だけど生きていく中で 身につけたうまく生きていく術 強くなった あの頃より少し 大人にもなったと思う いろんなものが見えなくなって 突っ走ってきた恋愛 失って知った喪失感 私の中には いつの間にか色んな私がいて いろんな道を いろんな選択肢を選んで
今度こそは 恋人ができるたび思う 次こそはこの人と向き合うって だけど違う いつもそう 男の人に求められるのが嬉しくて 失いたくないものがありながら 時折他の人と遊んだ チヤホヤされるのが嬉しかった 行為をしたいからってだけじゃない 女の子として見てもらえるのが嬉しかった それで大切な人を何度か手放した わかってる 大事にしてくれない人って だけど 結婚してもなお、私を求める彼や 他に相手がいるのに私を見てくれる人を 時折欲してしまってた 恋人のことはもちろん好きで
死んでしまいたい 幸せな日があるのにふとそう思う瞬間がある 死にたくてたまらなくて 私の名前を呼ぶ男の声 それが彼なのかあの人なのか わからない 丁寧に私を触る腕 彼の温もりがホンモノなのか偽りなのかわからなくて 時々知らない温もりが欲しくなる 知らないから詮索したり 余計なことを考えずに済む 好きだよ 彼は言ってくれるけど いつか彼はきっと私から離れる 今までの男と同じ 過去の記憶を浮かべては消す きっと彼はいつかいなくなる だからね今だけ 時折危ない道を通
悲しい恋をしてきた過去 親に縛られてきた環境 愛されてきたしそれなりに恋愛もしてきた 色んな夜を過ごしてきた だからこそ色んな傷がついた そんな私が得た代償 不安になる どんなに愛されても どんなに大事にしてもらっても 彼が優しく私を愛でて 優しく抱いてくれて 優しく微笑んでくれて 彼の温もりでたくさん充してくれて 時折泣いてくれて そんな彼なのに 失うことばかり思ってしまう 俺は離れんよ 優しい言葉 優しくしてくれるのに 不安で抱かれるたびに泣いてしまう ほんとにね彼が
好きだな 私は彼の腕に包まれて 未来を語る彼の横側を見るたび思う 私が何かを語ると 彼は涙を浮かべて話を聞いてくれる 寂しい記憶も 悲しかった日のことも 切ない夜の思い出も 彼がいればそんなのどうでもいいくらい 満たされる 大きな背中 好きな声 なんでこんなに好きなんだろう 恋じゃないって思う 幾度となく恋をしてきた だけどトキメキとか勘違いじゃない この人がいてくれるから生きていけるって思える 明日も私の前を歩きて欲しい
彼は私が求めることをしてくれるけど 彼は私を求めてるのかな?? 会いたい 話したい 彼は私に感情的にならない 仕事がきついからなのか 年上のプライドなのか 元彼は感情的だった それ故に喧嘩もしたしほんとに腹の立つことばかりで 今の彼には腹が立たない だけど感情的になることを抑えてしまう きっと彼はきついから 疲れてるから そう思うと押えてしまう 彼はとても優しくて大人だけど いつもそう 私は私を出せてるのかな
8個離れた彼 前の彼みたいに喧嘩になることも無いし なにか相談すれば必ず的をえてる答えをくれるし 穏やかで 私を包み込んでくれる だけど 前の彼みたいに私も感情的になることが減った それが大人になるって言うことなのかな 今までの恋愛みたいに 取り乱すことも減った 感情のコントロールが上手くなった 彼は忙しい 歳がが離れてるから仕方ない 忙しい彼が好きだった でも いつしか相手にされてない気がして 自分とは住む世界が違う気がして いつの間にか寂しくて 彼じゃなければって思う
人生って孤独だ いつ誰といても どれだけ満たされても いつも寂しくて 一人になるのが怖くて 寂しくて仕方なかった 去年の今頃誰といたんだろう 名前さえ曖昧な人の影を思い浮かべるけど 温もりだけ覚えてる こうやって来年も 今隣にいる誰かのことを思い浮かべるんだろうか 寂しくて不安で どうしようもなく虚しくて 一人で待った駅のホーム 始発を待つために過ごした駅前のカラオケ 無駄に覚えたせふれのタバコの銘柄 なぜか上手くなった気持ちの誤魔化し方 大人になった 24歳って言う年
寂しいって言う感情は何であるんだろう 何回季節を巡っても 何度この季節を過ごしても やっぱり9月は寂しくなる いや9月だけではないけど 寂しさを感じやすくなる 何もしていない時間を 楽しめるほど私は大人じゃないみたいだ 何もしていないと余計な想い出を思い出すから 私は忙しい方が好きみたいだ 何を考えて寂しいのか よくそれはわかっていないけど もう飽きるぐらいの別れを経験して もう十分傷ついた たくさん失ったし その分たくさん出会ったし だけど戻りたい瞬間がいくつかあって
寂しかった それだけ ほんとはそれだけ 小さい頃から親の機嫌を取って生きてきた 愛されたとは思ってるけど 幸せだった記憶があまりなくて 気が付けば寂しかった記憶ばかり残ってる 彼に愛されて 彼に優しい言葉をいくらもらっても やっぱりどこか寂しくて 不安になるのは きっとそれが原因だと思う どこにいても いつか一人になる気がして 大切な人が離れていく気がして 寂しかった 苦しかった だけど虐待をされたわけでもなく 優しくされた記憶もあるから 尚更機嫌をとることを覚えて 彼
明日も一年後も10年後も 死ぬ前も 私は私のまんま 何も変わってないけど 大人になるたびに 色んなことを知り過ぎて 優しい人の知りたくなかった顔とか 好きだった人と別れた後の未来とか 欲に塗れた偽りの優しさとか 変わっていく大好きな人の姿とか 私は変わってないつもりで 私はそのまんまのつもりだったけど でも私も少し変わった 平気で嘘をつけるようになった ついてしまうようになった 手に入れたものは 薄い関係の知り合いの数 それだけが無駄に増えた だけど大切なもの
曖昧な関係に溺れた時もあった お酒を飲めば緩む心と体 時間を忘れてbarで呑んだ明け方 ホテルで昼まで寝たり そんなある時結婚するって君が言って 私も彼氏ができて それなりに幸せになったけど そんな中久々に君に会って もう人のモノなんだなって思うと すごく虚しくなった 時間が過ぎて 色んな出会いとか別れとか繰り返したけど いつでも会える人より 会えなくなった人の方が特別に感じる きっと彼氏と別れたら 彼氏にもそんな感情を抱くくせに そばにいるとつい忘れちゃう 元気か
新しい恋を重ねるたびに増えていったもの 失ったもの 余計な記憶とか傷とかそういうのが増えたのに 綺麗な心がどんどん削れて 大好きな人とそばにいても どこかで客観視してしまったり あんなに突っ走った恋 何もかもが見えなかった恋 大人な彼と付き合って 私も大人に少しはなれたけど ちょっとだけ汚れた 彼への気持ちを保つために 何度か別の人と寝た 彼の前ではそんなそぶり出さないようになった 嘘をつくのが上手くなった 寝た男の人の数を数えて 色んなことを思い出して 不安な時
言葉にできないような気持ちが増えた 出会いと別れが激しく訪れる日々の中で いろんな人との出会い 一つでも違えば今の私はここにいない 異性からチヤホヤされることが心地いい私は 恋人がいながらも 他の異性と飲みに行ったり声をかけられたりするのが好きだ もう恋人と結婚して落ち着き そんな気持ちもある だけど 不意に空いた穴を埋めてくれるそういう言葉が好きだった 男 遊びに行ったり飲みに行ったり フットワークが軽く 遊びに付き合ってくれる それが嬉しかった
好きすぎた 全て知りたくて 全て掘り出したくて 全て把握していたくて 彼にぶつけた思い 彼はそんな顔させてごめんねって涙浮かべてた 不安になるのごめんね わたしが弱いから ほんとはすごく好きだよ 不安になった私に そんな顔させてごめんねと彼 もっと大人にならんといけんな て思ったのに そんな顔させてごめんねって