寂しい季節
人生って孤独だ
いつ誰といても
どれだけ満たされても
いつも寂しくて
一人になるのが怖くて
寂しくて仕方なかった
去年の今頃誰といたんだろう
名前さえ曖昧な人の影を思い浮かべるけど
温もりだけ覚えてる
こうやって来年も
今隣にいる誰かのことを思い浮かべるんだろうか
寂しくて不安で
どうしようもなく虚しくて
一人で待った駅のホーム
始発を待つために過ごした駅前のカラオケ
無駄に覚えたせふれのタバコの銘柄
なぜか上手くなった気持ちの誤魔化し方
大人になった
24歳って言う年齢を見て
振り返る過去が増えたけど
思い返すのは満たされた記憶なんかじゃない
そんな日もあったのに
寂しかった日のことばっかり
ねぇ
彼はさ
いつかどっか行ってしまうの?
私の過去になるの?
来年の私は何を思うの?
思い出したくない想い出
塗り替えても上書きしても
やっぱりふと思い出す
嘘が上手になった今も
お酒がずいぶん強くなった今も
やっぱり寂しいって感情は
忘れられないみたいで
秋になったら
いつも思う誰かに恋して破れた日を
似合わないねって言われるタバコを吸う
君は見てるかな??
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