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大阪遠征記 part3最終回「手応え」

今回は、2日目の短水路100m自由形のレース分析を飛び込みも交えてレポートします。


短水路100m自由形レース分析

https://youtu.be/uJ9pPCGklQY?si=yIKFXBCYnNyWGSHk

⑤レーン赤い水着
55.98(27.03, 28.95)
後半÷前半=1.07

このレースは、このあとの800フリーリレーの参考材料として泳いだので、少し抑えて90%ぐらい。テンポは0.70〜0:75でまさに200mレースのテンポ。ラップ比の目安1.1と比較しても前半抑えているのがわかります。

現状100%でいくなら前半26.3後半28.9でトータル55.2が妥当な目標。今後持久力を強化して200mレースに臨むなら、今のテンポのままで前半を56.0ぐらいで入ってトータル1:58.0ぐらいまでいきたいですね。

スイムの評価は前日に続き、やはり「頭の位置が高い」。こうなると右手を前方に伸ばしてグライドしても体幹は左に移動してしまい、ゆりかごのような動きになり、左右の体重移動が活用できません。春日のように胸を突き出し過ぎている🆖

理想は「右手グライド」「右加重」「左呼吸」の三位一体でシンプルになりたい。現状では「右手グライド」→「体幹左シフト」→「左呼吸」のようにタイミングのズレが生じてしまい、一つ一つの動作がわざとらしく見える。これは高知に戻って修正・練習したらすぐにタイムに表れました⭕️ 無駄なことをしていたんだなぁと反省💦

飛び込み

この日の朝10本ぐらい飛んで良い感触を得たつもりでいましたが、動画を見たら大間違い😱 モッサリしており、腕引きが目的にとなっていました。

RT0.64は生涯ベスト更新で、同日50m自由形でも0.64(前日の100m自由形0.74・50m自由形0.67)。2012〜2018年を調べてみましたが0.70切っているのはほとんどないので、レベルアップしていると思いたい(笑)。

後方足がまだ浮いていないのに、肘の高さがピークを迎えてしまっている。これは目線を上げるタイミングが早いのが原因で、腕がつられて動いてしまっている。
後方足が浮いた時には腕は前方に移動し始めており、こうなると足は跳ぶために蹴っているのではなく、腕を前に送るためのアシストになってしまう。
前方足が浮いた時には、上半身は完全に入水のことを考えており、こうなると距離・スピードが出ない。
マイケル・アンドリュー選手を見てみると、前方足が浮いた時に肘の高さのピークをむかえている。これにより滞空時間が増える。

その後の飛び込み練習では、構えの際に頭を下げて目線を前方足の甲においてみました。今までは2mのラインのあたりを見ていたので、飛び出す方向を見ないというのはとても怖かったです(急所である後頭部や首の後ろを前方に振り出す)。何度か手のホールドができずに失敗もありましたが、蹴伸びの距離が安定してきたので25mのダッシュを行い、ドルフィンキック5回からの14ストロークに以前より余裕を感じました。まだ試してみたい細かな部分もあるので引き続き練習していきます。

まとめ

今の自分の実力を知る良い機会となりました。現状では「良い結果を出すための大会」ではなく「日々のトレーニングを検証し、次の課題を見つけるための大会」という位置づけが、モチベーションを保つのに良いマインドだと感じます。来年のスポーツマスターズ全国大会in愛媛で爆発できるように少しずつ積み上げていきたいと思います。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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