双子家庭の防災対策Vol.1(双子子育てストーリーNo.45)
双子出産以降今日まで、私が最も恐れていたこと
それは、
自然災害
東京に住む我が家が特に巻き込まれる可能性が高いのが、地震による倒壊や火災、台風・洪水などの風水害です。
ミルクや離乳食づくり、空調の管理、お風呂や歯磨きなど、日常で水・電気・ガスをたくさん使う乳幼児がいる、しかも2人も。
ライフラインが途絶えたら、自宅で留まってやっていけるのだろうか
避難が必要になった場合、どうやって避難所に行くのか、
慣れない環境で2人の世話ができるのか、
1人または2人とも具合が悪くなったときはどうすのか、
大人が体調不良の場合、子どもたちの面倒は誰に任せればよいのか
想像すればするほど、目の前が真っ暗になり、頭が重くなる
なぜなら
災害が起こってしまったら、私たちは完全に弱者であり、どこにいても困難に見舞われるから
双子乳幼児がいる家庭の防災対策について考えます。
防災対策というと、備蓄や持ち運びリュックを思い浮かべますが、今日は今すぐにできることで、私がやっていることを紹介します。女性視点の防災ブック「東京くらし防災」という冊子を参考にしています。気軽に読める内容なのでぜひチェックしてみてください。
1.家族と避難先・緊急時の連絡方法を確認する
お住いの地域の災害マップを見て、避難所を確認しましょう。
そしてもし避難する場合は、どこに行く予定か家族で共有しましょう。
ちなみに、避難する場所といっても、一時集合場所、避難場所、一次避難所、二次避難所などと機能や役割は様々です。
乳幼児がいる世帯は、備蓄品があり滞在できる一次避難所、もしくは高齢者・障がい者など特別なケアが必要な人向けの二次避難所も選択肢にあがってきます。
家から近いか、地震で道路が歩きにくい場合も比較的行きやすいか、といった観点から避難先候補を考えましょう。
そして災害時は通信が遮断されたり繋がりにくいことがあるので、緊急時の連絡方法も家族と確認しましょう。
色々なサービスがありますが、昔からあるものとしては災害用伝言ダイヤルがあります。毎月1日、15日、そして防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)に体験可能なのでぜひご家族と使い方を練習してみましょう。
2.寝る環境を整える・枕元においておくとよいもの
夜間に地震に見舞われる可能性もあり、暗闇で想定外のことが起こることほど怖いものはありません。
・落ちてきそうな危険物を撤去する、家電は固定する
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、机や棚の上のもの、台所の上の調理器具や皿
(実は私はリビングで寝ているため危険がたくさんで、対策はまだ十分ではありません)
・必要なものは手の届く範囲に置いておく
充電済みスマホ(産前は充電0の時もありましたが、今はフル充電で就寝)
スリッパ・靴下(ガラスや散らかったものの上を歩くのは危険)
ペットボトルの水(万が一閉じ込められた時に備えて)
3.危険な場所、助けてくれる場所の確認
近所を散歩しながら、上から落ちてきたり倒れてきそうなものはないか、倒壊や火災のリスクはないか、という視点で歩いてみましょう。非常時にその道を安全に通ることができそうかを踏まえて、避難先を決めましょう。
お出かけ先も、万が一の際にその場所に留まれそうか、そうでない場合、周りに乳幼児を受け入れてれるような施設がないかまで見ておくと安心です。
たとえば、ショッピングモール、病院などは備蓄がありますし、大きな公園ならば一時の避難場所としてはよさそうです。もし近くに学校や大企業があれば備蓄もあるから助けてもらえそう。お出かけ先を考えるときに「防災」の視点で場所を選んでみる、それは乳幼児を抱えている家庭では必須の視点ではないかと思います。
4.日常での外出時の持ち物
双子用グッズで荷物がいっぱいですが、自分の用のバッグに入れておくとよいものを紹介します
・両手があくリュック
・抱っこ紐(移動はバギーなので普段は全く使いませんが、非常時にバギーは押せないので緊急用に持ち歩き)
・スマホ充電器(2~3日で充電が切れるので要注意)
・水(子どもに気を取られて親が脱水になっては困るので)
・大きめのストール(かけたり、巻いたり、用途色々で便利)
・身分証明書のコピー(自分、子どものもの)
・家族の緊急連絡先
次回は備蓄や非常持ち出し物品について、これがあると便利!というグッズをご紹介予定です。
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