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「喜ばれる人になりなさい」を読み終えて

帯には「編集者が5回泣いた」とあったが
私は5回ではおさまらなかった。

10月9日の部活帰り。いつもと同じ20分でも、電車の中で涙をこらえ、胸が熱くなった今日この日を僕は忘れないと思う。

この本は著者である永松さんのエピソードを中心としたドキュメンタリーエッセイとなっている。

文章の最後に、この本を書いた目的として

①読んでくださる読者の方にお母さんの存在の大切さを再確認していただくため。

②母・たつみの自由奔放さを通して、今、家事、子育て、仕事を頑張っている世の中のお母さんの自己肯定感をあげるため。

③喜ばれる人を増やしていくために。

の、3つが挙げられている。

私は母親ではないので②は該当しないが、母親の大切さを改めて実感できたし、自分も喜ばれる人になりたいと心の底から思った。

私は大学に入るタイミングで実家を離れ一人暮らしを始めたのだけれど、憧れの一人暮らしではあったが、始めて早々家族が恋しくなった。

私は別にマザコンではないが、お母さんのことが大好きで周りの男子大学生と比べたらよく母親と話をする方である。

いつも電話では何気ない会話をして終わるが、今日の夜は少し長電話でもしてみようかな🤔

(親と普段あんまり話さないなーなんて思っている人がいたらぜひ読んでほしいなー)

この本の中には頻繁に「喜ばれる人になりなさい」というキーワードが出てくる。

この言葉は著者である永松さんのお母様の言葉だが、この言葉には様々な意味が込められていた。
(どーゆー意味が込められているのかはぜひ読んで知ってもらいたいなと👍)

他にも人生の道標となるような言葉が多く取り上げられていたが、この文章を読んでくださっている方のお母様もあなたに人生の道標となる教えをこれまで示してくださっていたのではないでしょうか。

私のお母さんは昔こーゆーこと言って自分のこと育ててくれていたなーとか考えながら読むことで、自分のこれまでの人生を見直すきっかけにもなりました。

最後に

本の内容にはあまり触れませんでしたが、私はこの本を読んで人生の「軸」を見つけたような気がします。

私のこの文章を読んでくださった方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

最後にこの本の中で紹介された言葉で1番好きなものを紹介して終わりにしたいと思います。

「いつか誰かのおかげさまになるんだ」

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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