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「コーヒー時間」の魅力

仕事も忙しく、人によっては子育てや介護も重なってますます時間管理が難しくなるミドル期。そんな時期だからこそ、大変なことを忘れられて没頭できたり、ホッとする時間が必要ではないかと思っています。そんなミドル期におすすめの趣味を紹介しています。今回は「コーヒー時間」


ミドルにとって、コーヒーが面白い理由

・コーヒーに関心を持った「きっかけ」

コーヒーに関心を持つようになったのはミドル期になってから。それまでも喫茶店で注文をしたり、家でインスタントコーヒーを飲むということはしていましたが、コーヒーを自分で淹れるという感覚は持っていませんでした。

きっかけは喫茶店での1杯。仕事やプライベートが忙しくなかなか自分の時間が取れない時に、久しぶりに好きな小説でも読んでのんびりしたいなと考えて立ち寄った喫茶店。注文したコーヒーの香りと味わいがとてもまろやかで穏やかで、気付いたら小説を読み終えていました。色々なことに追われていた感覚だった日常の中で久しぶりに感じた「没頭した」時間。家や通勤電車で読書する時とは違う感覚を覚えています。

喫茶店で過ごしたコーヒー時間。物語に夢中になることができました。

・カスタマイズ性

ミドル期になって実感したのは「自分だけではコントロールができない課題」が増えてくるということです。仕事では中間職になったり、家族や他のコミュニティにおいても自分以外の誰かのことを考えて動くことが増えていきます。自分の思うがままに自由に過ごせる時間が他世代よりも少ない時期。そんな時期だからこそ、趣味時間は自分の意思でカスタマイズができる時間にしたいもの。

コーヒーは豆の選び方、豆の挽き方、淹れ方等、味に影響を与える要素が複数あります。私はまだまだ初心者なのでそんなに多くのバリエーションは分からないですが、同じ豆でも挽き方を変えてみたり、食事に合わせて淹れ方を変えてみたりすると、味の変化や感じ方の違いを少しずつ楽しめるようになってきました。

この自分流にできるカスタマイズ性が、自分流にアレンジできる時間が少ないミドル期にとって魅力的です。

・コーヒーは「名脇役」

コーヒーはもちろん「飲料」なのですが、文化や風景とセットになる「名脇役」でもあります。議論、学び、交流等の横にはコーヒーが引き立て役としてその場をそっと見守ってくれる。そんな存在だと思っています。実際に歴史的に見ても京都や大阪など関西圏では、その都市の特徴とともにコーヒー文化が発展してきたようです。

京都市のコーヒー支出は全国トップクラス。「おもてなし文化」が背景にありそうです。幕末の神戸開港でいち早くコーヒーが普及した関西は「喫茶店文化発祥の地」といわれ、商都・大阪や学術都市・京都ならではのスタイルがあります。


出典:日本経済新聞「コーヒー好きの大阪・京都 商都や学術都市の味わい」

仕事やコミュニティにおいても様々なステークホルダーを繋ぐ役割を担うことの多い「ミドル世代」とコーヒーの持つ役割は重なるところが多いような気がします。

コーヒー時間を「いつでも、どこでも」

コーヒー時間は様々な場所で楽しむことができます。
・家でホッとしたいときの一杯
・ジャズの流れる喫茶店の一杯
・気持ちの良い公園での一杯

そして、飲むタイミングによって色々な感情を思い起こさせてくれます。
・キリっとスイッチを入れてくれる平日朝のコーヒータイム
・今日一日の内省を促してくれる週末のコーヒータイム

ミドル期になってから、どこでも自分好みのコーヒーを作ることができるように「コーヒーセット」を揃えてみましたが、コーヒー時間を楽しめる時間と場所が増えました。

休日の朝ライドの後は海岸沿いの公園でコーヒータイム。
走った後の心地よい疲れ、海風の寒さを暖かく迎えてくれます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後もミドル期におすすめの趣味を紹介していきますので、よろしければまた読みにきてください。


#私のコーヒー時間

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