住宅ローンの事前審査はむやみに受けてはダメ|初面談で審査を勧める担当者には注意!
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
土地探しや住宅会社選びが具体化してくると、多くの方が合わせて検討されるのが銀行選び(住宅ローン選び)です。ご存知の方が多いとは思いますが、住宅ローンには審査があり、ほとんどの金融機関では、前段階の事前審査(仮審査)と正式審査(本審査)の2段階に分かれています。
住宅ローンの事前審査はむやみに受けてはダメ|初面談で審査を勧める担当者には注意!
過去に僕がご相談を受けたお客さまから聞いた話しによると、傾向として分譲系不動産会社や、不動産仲介を主な仕事としている不動産屋さんの担当者の中には、初回面談の時点で住宅ローンの事前審査(仮審査)を勧めてくる場合が多いようです。
しかし、まだ考え始めたばかりだとか、家づくり資金の検討もしていない段階で、むやみに住宅ローンの事前審査を受けることはおススメしません。そこで今回は、事前審査のタイミングや検討する金融機関の数、また、なぜ初期の段階での事前審査はしない方がよいのか、このあたりを言語化しておきたいと思います。
事前審査のタイミング
事前審査(仮審査)をすること自体は、決してダメなことではありませんし、いずれ審査を受けなければならないタイミングがやってきますから、どの段階でも同じだろうと思われるかも知れません。
しかし、初期の段階で担当者に勧められるがまま、何も具体的に検討したい物件も決まっていない状態で、2つ、3つと金融機関の事前審査を受けるのは望ましくありません。
担当者が「住宅ローンが借りられなければ具体的な検討しても無駄になってしまいますから、念のためやっておきましょう」と勧める理由のほとんどは、「このお客さまはキチンと住宅ローンを借りられる人なのか?」「いくらくらいまでの物件を買える人なのか?」というのを単に知りたいだけです。
また、審査を受けた金融機関に審査の履歴が残りますし、個人信用情報の照会履歴も残ってしまいます。本当にお客さまのことを考えている担当者なら、審査を受けた時のリスクも考えて、審査を簡単に勧めたりしません。
事前審査を受ける数
もし、過去に延滞をした記憶がある、住宅ローンの借入可能額が知りたいなどの理由で、どうしても事前審査を受けたいということでしたら、審査を受ける金融機関は1つだけにしておかれるおとをおススメします。
個人信用情報については、各金融機関が共通の情報機関に照会をしますので、1つがダメなら、ほぼ全てがダメだと考えた方が自然です。
不動産会社や住宅会社の担当者と信頼関係が築けていて、検討したい物件も絞れてきたり、資金計画の見通しがついてきたら、いよいよ2~3くらいの金融機関に事前審査を申し込んでみましょう。金融機関の検討は、多ければよいというものではありません。
どの金融機関も、自分のところで住宅ローンを組んで貰いたいために、メリットを中心にアピールしますので、最大3つくらいの金融機関に縛りこんで検討しなければ、訳が分からなくなります。
最後に
住宅ローンは、車のローンや通常の買い物の分割払いとは金額が大きく違います。まさに人生を掛けて返済していくといっても過言ではありません。そのため審査も非常に厳しく、またほとんどの場合、健康でなければ借り入れができません。
だからこそ慎重に、かつ良い条件を提案してくれる金融機関を選ばなければなりません。単に審査が通りやすいかで選んだり、むやみにたくさんの金融機関の審査を受けることが無いよう、信頼できるパートナーと相談しながら進めていっていただきたいと思います。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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