LDK+和室で24.5畳｜家事楽８の字回遊型動線の間取りを公開解説！
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです！
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
家づくりの前半戦の山場である間取りづくり。多くの方にとって一生、その間取りでお住まいになることを前提に考えると、間取りがしっくりこなければ、なかなか前に進めることが出来ません。注文住宅とはいえ、昔と違って、今ではインターネットを活用すれば、間取りのヒントとなる情報を手に入れることが出来ます。
LDK+和室で24.5畳｜家事楽８の字回遊型動線の間取りを公開解説！
実務で間取りづくりをお手伝いしていると、最近の傾向が非常によくわかります。ご夫婦が共働きであるご家庭も増え、合わせて家事の分担も進んでいる関係で、その動線については、ご主人さまも奥さまも同じくらい重視される傾向が強くなっています。また家にいる時間の中で、最も多くの時間を過ごすのがLDKであるため、広さや使いやすさも重要視される傾向にあります。
そこで今回は、LDKと和室を合わせて24.5畳という大空間を実現しつつ、使い勝手のよい回遊型動線のお家の間取りを公開解説していきたいと思います。
優先順位のトップはLDKの広さ
今回の間取りを作っていく上での最優先事項は、LDKの広さでした。ご夫婦とお子さま2人の4人家族を想定した住まいの中で、家族が増えてもゆっくりと過ごせる広さとして、何度も見学会へ足を運んでいただいた上で、20畳+4.5畳の和室（将来、ご両親との同居も想定）を設け、普段は開け放って1室として利用できる空間としました。
さらに4.5畳の和室は、フォーマルな来客時に使用したり、将来のご両親との同居を想定している関係で、玄関から和室へ、直接アクセスできる動線も確保しておくという方向性になりました。この時点で、全体的な間取りの方向性としては、回遊型動線に決定しました。
外出時や帰宅時に便利な洗面室への動線
少し廊下が長くはなるものの、昨今の社会環境により、非常にご要望の多い、外出時や帰宅時にリビングを通ることなく洗面室へ行ける動線も確保しました。また洗面室は、通り抜ければキッチンにも繋がっており、家事動線としても最短ルートになっています。
先ほど解説した、玄関からLDK、LDKから和室、和室から玄関の回遊型動線に加えて、廊下から洗面室、洗面室からキッチン、キッチンから廊下というコンパクトな回遊型動線と合わせると、8の字回遊型動線の完成です。
扉付きのリビング階段
今回のお家のリビングの中央には、リビング階段が設置されています。このリビング階段は、インテリアとして見せるリビング階段ではなく、出来るだけ省スペースで2階にアクセスすること、来客時などは、あえて生活感のある2階を感じさせないということを目的に、階段前に扉を設けています。
階段前の扉については、来客時以外は開け放っていることが多いそうですが、このあたりも今回のオーナーさまのこだわりが見えるところです。
最後に
今回は、LDKと和室で24.5畳の大空間の確保と、家事楽8の字回遊型動線の間取りを公開解説してきました。どんな家づくりでも、敷地面積には限界もありますし、近隣環境も異なるため、必ずしも理想の間取りが実現できるとは限りません。しかし、全ては叶わないとしても、ご家族でしっかりと優先順位を話し合い、実現することと、代替案を検討することを分けていくことが、納得のいく間取りを作るコツになります。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また～＾＾/
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