築20年くらいで交換が必要になってくる設備機器5選
こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
家づくりの計画中には、間取りづくりや仕様決めなど、とてもウキウキする時間があります。設備や建材のショールームで実物を見ながら、価格とにらめっこをしながら、ご夫婦で、ご家族で検討するのも家づくりの良い思い出になります。
築20年くらいで交換が必要になってくる設備機器5選
フィックスホームで建てた僕の住む家は、今年で築22年になります。外壁や屋根など、外周りでも気になるところはありますが、毎日のように使う設備機器でも、調子の悪い部分が出てきました。
そこで今回は、住宅の基本性能以外の仕上げの部分で、築24年の楢崎の自宅をサンプルにしながら、交換の可能性が高い5つをご紹介しておきます。
食器洗い乾燥機
一般的に家電を含めた機械類には、当たり外れがあると言われます。複雑な動きや高性能な商品ほど、耐久年数が短い傾向にありますが、食器洗い乾燥機もその一つです。
現在では、どのメーカーのキッチンを採用したとしても、機能別にたくさんのグレードがあり、主にパナソニックや日立、三菱電機などの国内メーカーが製造しています。また中には、「ミーレ」や「ガゲナウ」といったドイツ製の食洗器を採用される方もいらっしゃいます。
故障個所として多いのは、基板と給水接続周りの水漏れです。食洗器は、毎日のように使用していれば気になりませんが、一度、故障して、しばらく使わない期間があると、次に使う時に少し気持ちが悪く感じてしまうので、出来るだけ早く修理、もしくは交換することをおススメします。
ガスコンロやIHヒーター
こちらも家事の中ではメインになるお料理をするために必須の機器です。IHクッキングヒーターに比べ、ゴトク周りの凹凸部分やガスコンロのタイプによってはバーナー周りのリングなど、金属製ではあるものの火に近い箇所になりますので、どうしても劣化が早くなります。
また魚焼きグリルを多用される場合は、受け皿の部分も劣化が早い傾向があります。ちなみに、この辺りの消耗であれば部品交換で十分対応可能です。
故障個所として代表的なことは、点火不良(バーナー部分の消耗など)や、吹きこぼれを繰り返すうちに、天板周りの汚れが取りきれなくなったり、傷んできたりするなど、コンロ特有の劣化があげられます。またIHヒーターの故障原因は、電子機器ですので基板の不良が多いと聞きます。
加熱機器自体には異常がなくても、いくらキレイに掃除をすることを心掛けていても、使用年数が経つと、どうしても全体的に汚れている感じになり、そんな加熱機器で料理を作ることに自体が嫌になって、交換したいと思う方もいらっしゃいます。
給湯機
こちらもお湯を沸かす上では必要不可欠の機器ですが、比較的、耐久年数は長いと考えます。もちろん前述したように、当たり外れがあるというものの、例えば僕の家のガス給湯器は19年、大きな故障もなく使えていましたが、さすがにメーカーの修理部品の供給も終了し、もぅそろそろヤバいと感じて、一昨年に交換をしたところです。
時々、オーナーさまからの給湯器の修理依頼がありますが、何となく給湯器というのは、不思議と冬場に故障することが多いのは気のせいでしょうか。。。
水栓関係
キッチンや洗面台、お風呂などに元から設置されている水栓も、早ければ10年~15年くらいで傷んでしまうことがあります。特にキッチンや洗面台などの水栓で、シャワーヘッドが出し入れできるタイプのホース部分は、劣化による水漏れが起こります。
排水関係の部分であれば、水を流した時だけに水漏れしますが、給水部分での水漏れは、少量だと気付くのが遅れることもあり、キャビネット内が大惨事になることも。。。一度、漏れ出すと被害が大きくなるのは排水より給水なので注意が必要です。
暖房洗浄便座
俗にいうウォシュレット(TOTO製品の商品名)です。故障個所として多いのは基板部分と、部品の劣化による温水タンクからの水漏れです。機器としての寿命は比較的長いものの、特に冬場に便座の暖房が壊れてしまうと、トイレに行くのにも勇気が必要になります。
また昔は、便器(陶器)、タンク(陶器)、便座(ウォシュレットなど)の3点式がメインでしたが、最近ではお手入れのしやすい、便器(陶器部分)と機能部(タンクと便座)の2点式の商品が増え、便座機能が壊れて修理不可ということになれば、機能部を丸ごと交換しなければならなくなり、その分の商品コストもかさみます。
暖房洗浄便座だけを交換するには、従来の3点式が理想ですが、どうしても隙間に汚れが溜まりやすく、お掃除がしにくいというデメリットがあります。
最後に
築24年も経てば、家じゅうのいろんな部分が壊れたり傷んだりしてきます。そのままにしておいても支障のない部分なら構いませんが、特に毎日のように使用する機器類は、使えなくなると非常に不便に感じることが多いのも事実です。
また機器関係は、住宅会社や工務店のスタッフが見に行っても修理できないケースが多く、どうしてもメーカーへのメンテナンス依頼が必要になります。
メーカーのメンテナンスは、修理せず様子を見に来てもらうだけでも「出張料」が掛かりますし、修理の場合には「出張料・修理料・部品代」の3つの費用が掛かりますので、すぐに1万円を超えるコストとなってしまいます。
せっかく建てた家ですから、大事にされるとは思いますが、約20年の間にはこれらの維持費が掛かることも想定しながら、家づくりの計画を進めていただきたいと思います。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。
人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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