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140%の体脂肪減少効果と筋肉が増えるトレーニング方法とは?

トレーニングメソッドで脂肪減少はどれだけ変わるのか?

筋力トレーニングで「全身を鍛える方法」と「部位を分けて鍛える方法」のどちらが体脂肪減少に効果的なのか。これは筋トレ愛好家やアスリートの間で長く議論されてきたテーマです。そんな中、ブラジルのMarcelo A. S. Carneiro博士を中心とした研究チームが、この疑問に科学的に答える研究を発表しました。

本研究では、フルボディ・ルーティン(全身を鍛える方法)が、体脂肪減少においてスプリットボディ・ルーティン(部位別トレーニング)より140%優位であることが明らかになりました。

一方で、筋肉量の増加効果については、両者に大きな差がなかったことも重要なポイントです。これにより、フルボディ・ルーティンの実践的なメリットが明確に示されました。

研究概要:脂肪減少効果の違いを検証

被験者と条件

  • 筋力トレーニング歴3年以上の男性23名が対象。

  • トレーニング期間は8週間。

  • 被験者はランダムに2つのグループに分けられました:

    1. フルボディ・ルーティン:週5日、全身をまんべんなく鍛える。

    2. スプリットボディ・ルーティン:週5日、部位ごとに分けて鍛える。

トレーニング内容

  • 両グループとも、1週間に合計75セット(8〜12回の反復、70%〜80%の1RM)を実施し、総トレーニング量を統一。

  • 食事摂取量や筋肉痛(DOMS)の影響も考慮。

評価方法

  • 体脂肪量:DXAスキャン(デュアルエネルギーX線吸収測定法)を使用し、全身および部位別に測定。

  • 筋肉量:同じくDXAスキャンで筋肉量を測定。

結果:フルボディの体脂肪減少効果は140%優位

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