☘️休職する勇気_01 ~抑うつ状態 直前1~
1年前には想像もしていなかった傷病休職。
2024年、初秋になり、怪我や手術
ではなく「抑うつ状態」での休職を
することとなった。
あれから早くも4か月目に突入し、
自身の今を、感じたことを、
そして何よりも、この経験を
忘れないように記録しよう。
そう思い立ち、少しずつ、思いや
状況を綴っていきたいと考えました。
正社員で約30年程働いてきた中で、
メンタルの休職をされる方は時折みえた。
お大事に、無理しないでね、焦らずにね、
と、相手に向かい親切心を出す自分。
今思えば、やはり他人事だったと思う。
自分は絶対に休まない、頑張ろう。
メンタルで休むのは心の弱い人、
そのレッテルを貼られるし、
負けた気がするから絶対にしない。
そんな気持ちで辛い時も乗り越えて来た。
何より会社で休んでいる人の陰口を
聞くこともあり、病院で辛いって
いえば診断書なんてもらえるんだし、
逃げてるよね、とか、ずるいよね、とか。
直球の言葉でなくても、そんな言い回しを
聞く事もあったし、休職中の方の
上司の発言として耳にする事もあった。
そっか、そういう見方をされるのか。
そう思ったのは、自身の休職する
1年前の出来事。
ある後輩が職場は違うが信頼して、
私に泣いて話してくれた事がある。
前任者が意地悪で引継ぎが上手く
いかない、その人と話すのも怖い。
私の職場に前任者が異動してきた
こともあり、一つだけは間に入って
対応を一緒にしたこともあるが、
前任者は、なんで私に直接聞いて
こないのかな、聞けば早いのに、
と言いながらも、やはり少し意地悪な
言動、あえて全てを出さない教えも
あったりした。色々思いもあった様子。
ただ、後輩は涙が止まらずにいた、
そこで上司に話してもみたが、
解決しなかったと泣いていた。
その後輩は私と話した翌週から
会社に来ていないと聞いた。
とても心が痛かったが、
そんな風に陰口を言われて、
ダメなレッテルを貼られるのかと、
どこか私にも自分はなりたくない、
そんな思いで休むなんてことは
考えられなかった事も事実だった。
でも、本当に自身が頑張っても
頑張っても、どうにも無理な時がある。
後輩の休職から1年後、自分の事となる。
辛いときも涙する苦しい時も多々ある、
みんな乗り越えて仕事をしている。
私もそう。でも、本当に自分が、
壊れてきていると実感したとき、
キャパを超えている、自分の限界を
超えてきたとき、それでも走り続けて
いる中で、ふと、よぎる。
「あ、私、このままだと壊れる」
と思ったり、
「職場の後輩に、私が居なくても、
一人でもう対応できるよね?」
なんて口にしていたとき、
あれ? どうした私?と、
自分がいつもの自分でないと気が付いた。
今思えば、あの時は、休職の決断が
難しくない日が近づいて来ていたのだ、
そう、限界のラインを超えていた。
2024年の夏、それを感じながらも、
気が付かないふり、自分を騙しながら、
なんとか会社に向かわせていた。
時に午前休み、午後から出勤したり、
フレックスで出勤時間をずらしたり、
それでも、毎日毎日、出勤していた。
でも毎日帰宅の道すがらも、
家についてからも、ボロボロと涙が
急に溢れ出す事があったり、
ボーっとTVを見つめていたり、
眠れないから見続けたり、
そんな日々を繰り返した。
自分が壊れてきている。
これ以上壊れてしまう前に、
自分が出しているSOSを感じよう。
そう、この現実に、今の自分を
直視せざる得ない時が近づいて来た。