漫画「カラマーゾフ兄弟」を読んで
原作の著者ドストエフスキーと言えば「罪と罰」が有名だけど、
基本的に古典小説は読むのがしんどい。
だから漫画に限ります。
話の内容
ざっくり説明すると、
舞台はロシアで、そこにぶっ飛んだ貴族一家がいる。
それがカラマーゾフ一家。
家族仲は良くはないです。
女性問題、金の問題、殺人と
この3つを大まかな要素として話が進む。
神の存在を信じるか?
話し全体を通して、この内容が濃いです。
人殺しも犯罪者も許されるべきなのか?
という哲学的な内容が多くちりばめられてる。
どこがおもしろいのか?
ストーリーとしては、
金欲にまみれた兄と父親がもめて、
性欲にまみれた兄が事件を起こす。
そして最後はどうなるのか?
とストーリーとしては普通なんですが、
なんで、ここまで評価されているかというと、
小説×宗教・思想の組み合わせが難解で
読みごたえがあるところです。
漫画でさえも何回も読まないと
本質がわからない難しさ
読むのは簡単ですが、本質的に理解するのは難しい作品です。
気が向いたら、読み返すぐらいでないと、
本当の意味で楽しめない作品です。
悪く言えば、全然、気軽に読めない漫画です(笑)
The author is FQ.