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広島の名物は、カキとコイだけじゃない!
前回に引き続き広島県竹原で釣った魚の検査についてです。先に断っておきますが、この時に釣りをした場所は海水浴場です。夕方だったので、泳いでいる人はいませんでしたが、海底はほぼ砂の海岸です。人で賑わう海水浴場でも魚はけっこういるのですが、まさかアナゴが釣れるとはおもいませんでした。
広島県の海産物といえば、カキを思い浮かべる人が多いと思います。確かにその通りなのですが、多くの島を持つ広島は他にも美味しい魚介類があります。その中の1つが、今回取り上げているアナゴです。アナゴが広島で名物になっている理由には、カキが関係しています。カキとアナゴの関係は動画内で説明しているので、気になる方はぜひご覧ください。
魚の寄生虫を研究する理由の1つに、魚病の原因となることが挙げられます。養殖場のように魚が集まったところでは、寄生虫をはじめとした病原体が広がりやすくなっています。しかし、アナゴの養殖はまだ確立されていません。そのためか、論文を探してもあまり寄生虫が見つかりません。もしかすると、これまで報告のない寄生虫が出ているかもしれません。
ちなみに、アナゴを調理したことはありますか?今回、チャレンジしてみたのですが(主語は、協力してくれた大学生)、なかなか難しかったです。関東と関西で、食べ方や調理の仕方が異なる魚です。関西視点で動画を作っていますので、その点でもお楽しみください。
昨日、イトヨリがとても安かったので購入しました。自分のターゲットにしている寄生虫はいなかったのですが、カイアシ類がいました。自作マウントの性能を確かめる良い機会になりました。
— さかなとムシの研究所 (@Fish_Worms_Lab) October 16, 2024
前にイトヨリを観察した様子:https://t.co/3RjGed6DQ3 pic.twitter.com/IMRqmMmhBS