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魚にとってもシラミは厄介!
初めてからそろそろ1年になるのですが、昨年から動画で寄生虫の紹介をしています。得意ではない文章ではあまり伝わらない寄生虫の魅力を知ってもらいたいというのもあるのですが、生きている寄生虫というのも目的だったりします。動画を作る時間が取れなかったり、ネタを仕入れることができない時に、これまであげた動画をまとめて総集編を作っているのですが、今回はウオジラミ編です。
ウオジラミとは寄生性甲殻類の1種で、主に体表や鰓に寄生しています。とても小さかったり、鱗にそっくりな模様をしているため、肉眼で見つけることは難しい寄生虫です。寄生虫あるあるなのですが、少しくらいであれば寄生していても魚に迷惑をかけることはありません。しかし、養殖場などの魚が密に集まるところでは、大量に発生して病気の原因となります。主なものとしては、皮膚の粘液を食べられることにより細菌が侵入して炎症を起こすなどでしょうか?
今回の動画では、ウオジラミについて解説しつつ、ウオジラミを見つけた魚の検査の様子をまとめています。興味を持っていただけましたら、ぜひご覧ください。
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3連休はもらったお土産を紹介していきます。もう目当ての寄生虫がいなくても、論文のネタがなくても、ウオノエがでてきたら、どうでもよくなるよね!
— さかなとムシの研究所 (@Fish_Worms_Lab) February 22, 2025
写真をデータで見直してみたら、思った以上にきれいでビックリしてます。#ウオノエ#ウオノエおるおる pic.twitter.com/1jo86HiQkB