想像以上に社会は優しい
2023年12月16日(土)朝の6:00になりました。
社会は考える人たちにとっては喜劇であり、感じる人たちにとっては悲劇である。
どうも、高倉大希です。
自分たちでつくっておきながら、どうしてコントロールできていないのか。
これだけ文明が発達しておきながら、どうしてこんなに合理化されていないのか。
ここのところ、ずっと気になっているキーワードが「社会」です。
あまりにも矛盾を孕んでいて、とても興味を惹かれます。
数年前までは、社会なんて知ったこっちゃないと思っていました。
そんな知ったこっちゃない社会の中で、ずっと生きてきたわけです。
社会には、ほんとうにいろいろな人がいます。
常識が通用する範囲なんて、たかが知れています。
一方で、これが社会のよいところでもあります。
どこかには必ず、マイノリティの受け皿があります。
学校に通っていたころは、社会のことをもっと限定的な場所だと思っていました。
想像以上に社会は優しいということを、社会に出てから知りました。
「企業は社会の公器」とは、ほんとうによく言ったものだなと思います。
営利目的だなんて言葉がありますが、利益はあくまでガソリンです。
自分がいなくなったあとの社会が、ほんのすこしでもよくなっているように。
そんな思いが、きっと社会を前進させます。
それが誰かの受け皿となり、優しい社会をつくるのです。
そう考えると、先人に感謝することはもはや必然なのです。
社会が矛盾を孕んでいることが、決して悪だとは限りません。
矛盾のおかげで、息をしている人がいます。
コントロールするということは、矛盾を解消するという意味ではありません。
矛盾を内包した社会を、丸ごと承認しなければなりません。
遠くから見れば、矛盾なんてもはやないも同然です。
想像以上に、社会は優しいのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。