次なるわからないものに出会うため
2024年9月28日(土)朝の6:00になりました。
不安だから、外出できないのではない。外出したくないから、不安を作り出しているのだ。
どうも、高倉大希です。
わかることが増えると、わからないことも増えます。
わかることが増えたおかげで、その先が見えるようになるからです。
わかることそのものに、価値があるわけではありません。
次なるわからないものに出会えるというところに、わかることの価値があります。
だから極端な言い方をすると、すでにわかったことは用済みです。
だいたいのことがわかったら、それはもういいのです。
もちろん、本当の意味でわかることなどありません。
わかったつもりでいるけれど、本当はわかっていません。
でもそのおかげで、次なるわからないものに出会えます。
立ち返るもよし、次に進むもよしです。
このあたりの話は、いわゆる勉強とよく似ています。
わかることが増えるから、より難しい問題に臨むことができるのです。
わからないものには、不安がつきものです。
この不安を嫌うからこそ、前述の価値が逆転します。
新しいものは大抵、不安の中に存在します。
おもしろいものも大抵、不安の中に存在します。
不安を嫌ってしまったら、それらには出会うことができません。
安心が増えるから、次なる不安に臨むことができるのです。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
時は流れ、ものごとは移ろいます。
それならば、変わりゆくことを楽しむしかありません。
わかることは、次なるわからないものに出会うためにあります。
変わりゆくことを、共に楽しみましょう。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。