前を向くしかなかったんだ
2024年9月17日(火)朝の6:00になりました。
歩くの大好き、どんどん行こう。
どうも、高倉大希です。
キャラ芸人に、なるしかなかったんだ。
2019年M-1グランプリの、ぺこぱの漫才の台詞です。
このひと言に、ぐっと掴まれた記憶があります。
表からは見えないこれまでの試行錯誤が、垣間見えた瞬間でした。
隠すことが美徳なんだという考えも、わからなくはありません。
ただ、このひと言で漫才に厚みが生まれたことは、紛れもない事実でした。
自分が歳をとればとるほど、大人のすごさを思い知ります。
この歳まで生きている時点で、かなりすごいことだと思うからです。
きっと目に見えるその人の姿は、これまでに見出してきた生き方そのものです。
よくもわるくも、生きていくと決めたからにはそうなるしかなかったのです。
意識的かどうかは、またべつの話です。
生きのびるための工夫を積み重ねてきた結果が、いまのその人の姿です。
だから、そこに存在している時点でリスペクトを送ります。
生きて会えているという事実に、十分な価値があるからです。
好きか嫌いか、合うか合わないかは、そのあとの話です。
嫌いで合わないというのなら、そっと離れればよいだけです。
きっとそんな人にだって、そうならざるをえない何かがあった。
たとえ理解できなかったとしても、そこには敬意を表します。
前向きな性格で、生まれたわけではありません。
前を向くしか、なかったのです。
生きていくと、決めたからには。
前を向くしか、なかったのです。
人と話すたびに、思います。
本当に、みんなよくやってるよ。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。