最後に勝てばそれでいい
2024年12月15日(日)朝の6:00になりました。
昨日、10冊だけの古本屋さんの商品を補充しました。何卒。
どうも、高倉大希です。
相手の石をできるだけ多く裏返すために、自分の石をどこに置こうかと考える。
大抵の人は、オセロのことをこのようなゲームだと捉えています。
ところが、上級者は違います。
最後に自分の石が多ければそれでいい、という前提のもとで作戦を練るのです。
序盤はむしろ、自分の石ができるだけ少なくなるように立ち回ります。
自分の石が少なければ少ないほど、相手の選択肢が限定されていくからです。
オセロとは、石をどこに置くかを考えるゲームではありません。
こちらが想定した場所に、石を置かせるゲームです。
最後に勝てばそれでいいので、過程で負けている分には何の問題もありません。
なんだか、投資の考え方とよく似ているなと思います。
目先の利益に飛びつかず、時間軸の上でものごとを判断します。
考えればそりゃそうじゃんという話なのですが、これが案外難しい。
自分の石が、多い方が勝ち。
そう言われたら、最初から多く裏返せる場所に置きたくなってしまうのです。
どうしても、近くにあるものは大きく見えます。
逆に言うと、大きく見えているもののほとんどはただ近くにあるというだけです。
そんな遠近法の罠から抜け出すには、勝利条件をよく理解しなければなりません。
くり返しになりますが、最後に勝てばそれでいいのです。
結果が、すべてなのかよ。
過程だって、大事でしょうよ。
そんな声が、聞こえてきます。
きっと重要なのは過程ですが、必要なのは結果です。
最後にしっかり勝つために、過程で工夫を凝らします。
オセロに自信がある人がいれば、ぜひ対戦いたしましょう。
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