カッコいい人の大したことがない部分
2025年1月21日(火)朝の6:00になりました。
片付けが、一向に進みません。
どうも、高倉大希です。
「よっ」
いまでも、はっきりと覚えています。
休日にばったりと出会った、学校の先生の第一声です。
学校だとあんなにも挨拶に厳しい人なのに、「よっ」と声をかけてきたのです。
驚いた顔をしていると、続けて先生はこう言いました。
「いや、俺も休日だからね」
休日だとしても、先生らしく振る舞うのがプロというものでしょう。
もしかしたら、そんな意見もあるのかもしれません。
きっと、アイドルなんかはそれに近い仕事をしています。
いわゆる、偶像というやつです。
ある種、そんな偶像が「よっ」と声をかけてきたわけです。
当時の自分にとっては、とても新鮮な体験でした。
先生も、自分と同じ人間なんだ。
そんな当たり前の事実に、気づく機会になったのです。
「どんなにすごい人でも、家族からすれば大した人じゃない」
ほぼ日の、糸井重里さんの言葉です。
どんなにすごい人でも、遠くから見れば豆つぶのようなものです。
どんなにすごい人でも、近くから見れば酸素や炭素の構造体です。
カッコいい人の大したことがない部分を見ると、なんだかとてもホッとします。
自分と同じ人間なんだ、と改めて思います。
きっと誰もが、大したことがない部分をもっています。
社長も、学者も、大統領も、みんな同じ人間です。
うっかりすると、そんな事実をついつい忘れてしまいます。
カッコいい人の大したことがない部分を見ると、なんだかとてもホッとします。
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