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KREVAに魅せられた人間のひとりです


2024年8月12日(月)朝の6:00になりました。

なんか、最後は根性ってのが本当らしいぜ。

どうも、高倉大希です。




陽キャがチャラついたり、不良が犯罪歴を自慢したりする音楽でしょ。

KREVAに出会うまでは、HIP HOPのことをこう思っていました。


いま考えてみれば、ただの偏見です。

ただの偏見ですが、同じように思っていた人もきっとたくさんいるはずです。


おそらくHIP HOPを聴かない人でも、KREVAの名前は知っています。

我らがDr.K 、MVPプラスPlayer's Playerです。


「これは今までHIP HOPを聴いてきたやつらの青春ごと引き受ける感じだな」というのを思っていて。「今までHIP HOPを聴いてきてよかった!」と思うような感じというか。うやむやにしないで、引き受けるぞみたいな。

KREVA(2023)『SPECIAL INTERVIEW「Players' Player について」』YouTube


どれだけニッチなラッパーを知ってるかが、問われがちなジャンルです。

回答によって、その人のDOPEさが試されます。


そんな中で、好きなラッパーはKREVAだと答えるには相応の勇気がいります。

好きな寿司ネタを聞かれたときに、トロと答えるようなものだからです。


本当はえんがわとかコハダとか、通なネタを答えたくなるものです。

そんな中でもトロにあたるのが、 HIP HOPでいうKREVAです。


内容は、コントとラップが合わさったショーです。これを「授業形式」というスタイルで観せる演出をしました。KREVAの持つ、アカデミックなキャラクターが、面白く活かせたと思います。コントとラップって相性がいいんです。どちらも、日本語を駆使して観客を楽しませるものですからね。

小林賢太郎(2024)「コント × ラップ」小林賢太郎のノート


先日、「KREVA CLASS」をオンラインで視聴しました。

脚本・演出は、我らが小林賢太郎です。


国民的行事」で共演したり「それとこれとは話がべつ!」でfeaturingしたり。

小林賢太郎テレビ10」で、コントをしたりラップをしたり。


そんなふたりがつくる舞台に、観る以外の選択肢はありません。

いやはや、さすがのひと言でした。


この数年のコロナ禍を経て、自分がやりたいことをやり残さずに人生をまっとうしたいと感じるようになったのも大きいですね。そこで賢太郎さんとガッツリ組んで舞台をつくりたいという想いを自分から話しました。それを実現するのは今しかないと。

KREVA(2024)「ソロ・デビュー20周年にビルボードライブへ再降臨」billboard


なんか、最後は根性ってのが本当らしいぜ。

最新曲「Expert」で、KREVAはこう歌っています。


散々言葉を駆使してキャリアを積み上げてきた人が、最新曲でこう歌うわけです。

進み続ける彼の姿には、勇気をもらってばかりです。


KREVAに魅せられた人間のひとりです。

その事実は、これからもずっと変わりません。







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高倉大希
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