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恥ずかしげもなく真面目な話をしよう
2023年11月27日(月)朝の6:00になりました。
なにより恥ずかしいと思ったこと、それを恥ずかしいと思ったこと。
どうも、高倉大希です。
むかしから、芸人さんに憧れがありました。
笑いに真剣に向き合う姿が、とてもかっこよく映ったからです。
自分も芸人さんになりたかった、というわけではありません。
真面目な話ができる仲間の存在が、単純に羨ましかったのです。
学校生活の中で、真面目な話をすることなんてほとんどありません。
表層的な会話がくり返されて、一日が終わります。
あの人の天才的な感性を、世の中の人はまだまだわかっていないと僕は思う。それを、あの人の凄さを、もっとみんなにわかってもらいたい。これは、ほんまにほんまの話だ。これを読んでいるあなたも、紳助さんの凄さ、ほんとうにわかっているだろうか?僕はたぶんわかっていないと思う。紳助さんは、並の人間ではない。化け物なのだ。
「どうした急に?」
「考えすぎだって!」
真面目な話をすこしでもしようものなら、こういなされてしまいます。
そんな話に付き合うつもりはないと、切り捨てられてしまうのです。
真面目な話なんて、だれも望んじゃいやしません。
表層的な会話がくり返されて、一日が終わります。
その上司は、人を巻き込みながら思考を掘り下げるのが本当にうまい人でした。相談すると私だけでは気づけなかった課題を気づかせてくれるだけでなく、社内の人の協力まで取り付ける人でした。こんな上司なら“相談してよかった!”と思うはずです。ひとりでは気づかなかったことに気づく。これが、人と人とコミュニケーションをとる理由といえるでしょう。
就職すれば真面目な話ができるかと思いきや、案外そんなこともありませんでした。
みんな目の前の業務に追われて、なんなら真面目な話を拒む空気すらありました。
思っていることはたくさんあるけれど、それが許される文脈がない。
振り返ってみれば、文章を書くようになったひとつの理由かもしれません。
文章を書くときは、他者の文脈を気にする必要はありません。
最初から最後まで、恥ずかしげもなく真面目な話ができるのです。
それまでもふつうにコミュニケーションできていたと思っていた人でも、一対一で面談するとはじめて語ってくれることがある。変な言い方になりますが、「人は逆さにして振らないと、こんなにもものを言えないのか」とあらためて思いました。
幸運にも、いまの会社では遠慮なく真面目な話をすることができています。
じつはけっこう、貴重なことなのかもしれません。
いま思っていることなんて、どうせいつかは変わります。
だからこそ、いまのうちに真面目な話ができたらなと思います。
恥ずかしげもなく、真面目な話をしよう。
ぜひ、あなたの話も聞かせてください。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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