【ひどい腰痛】解放する
続いている腰痛を解決する秘訣をご紹介したいと思います。
それは【胸椎を動かすこと】になります。
胸椎は胸の部分の背骨になります。背骨はこのように積み木のように重なってできています。
このうちの胸の部分の背骨のことを胸椎といますが、この胸椎が動かないことによって腰痛は悪化します。
腰の動きは前後に動くのが得意です。腰が苦手な動きは回旋といって回すような動きになっています。
腰を回すと腰の骨が動きをブロックするのでスムーズに回すことができません。では、どのようにして体を回すのかというと、胸椎が動くことによって体を回すことができます。胸椎は体を回す動きが非常に得意な骨になります。
※腰椎は前後の動きが得意、回す動きは苦手
※胸椎は回す動きが得意
ですが、腰痛がある方は、この胸椎の動きが悪くなっている方が非常に多くなっています。
【腰痛のパターン】
①胸椎が動かない中、日常生活動作を行う
↓
②胸椎の代わりに腰が動く
↓
②得意ではない、体を回す動きも腰が率先して行うようになる
↓
③腰にストレスがかかり腰痛
痛みが出ているのは腰なので、当然、腰の治療を行います。
ですが、原因は胸椎の動きが悪いことによって、腰にストレスがかかっているので、腰の治療を行っても、また日常生活で腰が頑張るので、腰痛が繰り返します。これを解決するには、腰の治療ではなく、胸椎を動かすようにすることになります。
胸椎を動くようにして、腰痛を改善させるメニューになりますので行っていきましょう。
1)胸椎、肩甲骨エクササイズ(30秒)
①座った状態
②背筋を伸ばして肘と肘をくっつける
※肩甲骨を外に開く意識
※くっつかない人はできる範囲で行う
③胸を開く
※肩甲骨を寄せる意識
④腕を挙上する
⑤②に戻り、繰り返し
2)胸椎ストレッチ(30秒)
①片足を伸ばして、反対足を組む
②肘を膝に引っ掛けてストレッチ
※ゆっくり呼吸してキープ
3)胸椎エクササイズ(30秒)
①上体を起こす
②胸を張った状態で深呼吸
③息を吐いたときに、胸を屈める
④②に戻り、繰り返し
4)胸椎回旋エクササイズ
①下の足を曲げて、下の肘を床につける
②上の肘を曲げて後ろに引く
③上の肘を斜め前に伸ばしていく
※胸を伸ばす、縮めるの意識を持つこと
⑤②に戻り、繰り返す
5)胸椎、肩甲骨エクササイズ
①立った状態
②腕を広げて胸を広げる
③胸を閉じるを繰り返し
以上、胸椎の動きを出して腰痛を改善するメニューをご紹介しました。胸椎が動かないことによって、腰が普段から過剰に動いてしまう結果腰痛が引き起こるケースが非常に多くなっています。胸を開いたり、動かすことによって普段の腰へかかるストレスが減りますので、腰痛改善につながります。ぜひ行ってみてください。
公式ラインでは腰痛や膝の痛みに役にたつ情報を発信しています!よかったらご登録してみてください!
応援よろしくお願い致します!