何がしたいんだ、僕は 何がしたいんだ!僕は! 東京の街 IHクッキングヒーターの上 換気扇の下 深夜1時 煙草を咥えながら思った 日常の繰り返し 同じ日々の繰り返し 夢見た世界の住人とは まだ世界が違うみたいだ 生活のため、来月のため 言葉が頭を駆け巡る 1人で生きられるように 1人で生きられるように この純粋さだけは僕のもの 誰の寄生虫にもならなかった 何年もいたそれはモヤだった モヤに気づかぬふりし続けてきた あれ胎児の方がマシだ 羊水の中で自由に出来る ただ薄
26歳、東京都在住。 僕はまだ、何者でもない。 社会で生きていく上で大切なルールがある 時間を守る、という事だ "それ"が、どれだけ自分を助けてくれる事なのか頭では理解している。 だけど、僕の身体はそれを拒否する。 僕の心はほんのたった少しの誘惑に、いとも簡単に負けてしまうのだ。 この前通りすがった手相占い師に言われた。 君は他人に合わせる事が無理で、ひどい気分屋でしょ?と。 そんなわけが無い、僕は他人に合わせられるよう工夫をして来たし、気分屋な人間が他人に好かれ難い事も
表があれば裏がある コインにもそれがあり、オセロにもそれはある。 そして人間にも。 僕らはその呪縛からは逃れられない。 優しさがあれば残酷さがあるように 1つの事象に対し、幸せを感じる人々の反対側には またその事象に対し、不幸を感じる人々が必ずいる 僕らは全員を幸せにする事は出来ない 手の届く人達と助け合う道しか残されていない 生まれた時から死ぬことが決まっているこの運命のように. 死に向かって生きている 非力な生き物、それが人間である。 矛盾であるから人間
そういえば 僕の名前について書いてみよう 昔から、あだ名や ハンドルネームというものに憧れていた 例えば 彼らがSNSのアカウントやメールアドレスに 用いるような、ユニークなものだ けれども自分で付けるとなると また、ハードルが上がってしまう 僕は、誰かに仕方なくつけられて 気に入るものが良かったのだ。 仕方がないので、インフルエンサーのように しっくりくるハンドルネームとやらを考えた 結局はなんでも良かったのだけれど とうとう見つけた "マカロニ" ジー
上京して5年が経った。 東京、それは自立している人と出会える街。 少しのきっかけで大きな仕事が舞い込む、夢のある街。 歩いているだけで精神がすり減る街、東京。 自分を表現できる街、東京。 覚悟がないと生き残れない街、表現できないと埋もれる街、 それが東京。 東京は夢で溢れている。 芸能人がその辺歩いてたり、気づけば友達が有名になっていたり。 僕は俳優志望で東京に出てきたけど、今はフリーターと大差ない。 コロナでやる気を失い、そこから全く立て直せなかったからだ。 人間は楽に流
建物の先に 冬にしては珍しい 巨大な入道雲が広がっていた。 太陽の光に照らされながら ここに何もない代わりに大きく広がる空には たくさんの可能性が満ち溢れ あの雲ほど遠くまでいけば この苦しみからは解放されるのではないかと まるで小学生の頃に感じていたようなこの 空へ心を羽ばたかせてしまいたい なんて願う感覚を いつしか忘れてしまっていた私に気づいた。 マカロニ
喫茶店の話をした事はあったっけ? 僕はいわゆる 純喫茶と呼ばれる店が好き なぜかって まずはタイムスリップ感でしょ? 文明に逆らっている感じ 例えば 電子機器の似合わないところ だいたいの人は"純喫茶"って聞いたら 新聞や小説本、原稿や ノートに手書きをしている人を 思い浮かべると思うんだけど そういうとこ あとは 飛び交う会話 人生を経験してきた人たちの 周りを気にしない雰囲気は 僕の心を和ませてくれる気がする テレビのある店だと "相◯"や"科捜◯の女"が流れ
"波の音を聞いた事がありますか" "薄暗い砂浜で。濃い霧の中で" "だんだんと人がまばらから増えていって 重低音がリズミカルに心臓に響くんです" … "今朝、海岸でパーティーがあったでしょう" 少女はそう答えたが 私たちは誰もその出来事を知らなかった。 マカロニ
ちょっと休憩、、 歩いているだけで心が疲弊する人の多さ 日々は車窓の景色みたいに過ぎていく この時期は気候が心地いい だから散歩へ行ってみたりする 結構、歩くことが好き だけど歩き過ぎには注意しなければいけない 普通に足が痛いと不便 散歩コースの中でも、広い寺の休憩所 そこで風を感じながらぼーっと過ごすのが 僕のオアシス的趣味時間 だいたい本を一冊持って行く 本を片手に風を感じている僕 かっこいい 、、、 と浸ってみたりなどする 僕のダサさは誰にも見えな
はじめまして、マカロニです 趣味と呼べるものの基準はどこにあるのでしょう "気に入ったもの"を趣味と呼ぶのなら 僕は有り余るほどの、それを持っています そんなにもたくさんの"趣味"と呼べるものを この時代に 抱えているだけじゃ、もったいないので どうせなら全て発信してしまおう、と思い立ち note.を始めてみます 僕が上京してからのお話や、映画の話 空いた時間を有意義に過ごせるようなものを ここに残して行けたらと思います。 皆様どうぞよろしくお願いいたします.