見出し画像

【子育て】【アドラー心理学】目的論をわかりやすく解説(具体例あり)~人生の目的知ると望む未来が見えてくる?

こんにちわ。
アドラー推しカウンセラーのyukiです(/・ω・)/

本日は、【目的論】について書いていこうと思います。

自分自身の私生活において
・どのように心理学を役立てたのか
・子育てしながら思ったこと
・学びについてアウトプットetc..
学びを深める目的で書いています。

日記のようなものと思って読んでくださるとうれしいです!


アドラー心理学では、目的論という考え方があります。
変えられない過去の事象の原因を考えていくことよりも、
目指すべき本来の目的に焦点を当てて物事を考えていこうというものです。

原因論を否定する訳ではなく
必要に応じて目的論的な考えを理解しておくいいと思うので
今回、目的論についてまとめてみました。

原因を考える

何かに失敗したときに
原因はなんだったかを考えますよね。

「Aが起こった原因はBにある」ので
原因を判明させ、その原因Bを取り除くことで
Aを起こさせないようにするというもの。

「過去」の【原因】
現在に影響を及ぼしているという考え方。
過去があるから今がある。

目的論とは

「未来」の【目的】を達成するため、
自らその感情を作り出しているという考え方。
未来の目的のために、今がある。

目的論の考え方と具体例

①タバコがやめられない

原因論:ストレスが溜まっている、意思が弱い、依存になっている 

目的論を考えるとき
それをすることで(タバコを吸うことで)
自身にとってどんなメリットがあるのかを考えてみます。

目的論:リラックスするため。ひとりになれる。

では、タバコに変わる
リラックス方法(手段)
ひとりになれる方法を
試してみようと考えるのです。

そうすれば、タバコを吸わなくなるかもしれません。
※あくまで一例です

②人が嫌い

原因論:昔いじめられた経験があるから
目的論:新しい対人関係によって、傷つく可能性を防ぐため

過去の辛い経験により、同じ経験をしないがために、人を嫌いになっていると考えます。確かに、傷つかないというメリットがありますが、誰もが自分を傷つける対象であるとも限りません。人と接する上で必ず傷つかないとは言い切れませんし、人と接することで学ぶこともたくさんあります。いきなりは難しいですが、そういった認知(人はみんな私を傷つける)に疑問をもつこと、気づくことが第一歩になります。

③犬が嫌い

原因論:小さい時に犬に噛まれた
目的論:犬に噛まれないため、再び痛い思いをしないため

③に関しては
若干原因論で考えていい事案でもあります。

まず、犬になぜ噛まれてしまったかのかを考える。
いきなり触ってしまったから?
触っていい犬か確認せずに触ってしまったから?
触り方が乱暴だったから?

触っていいか確認したのちに、優しく手を差し出し
優しく触ってみたら、犬に触れるようになる。
結果的・・・・犬が嫌いじゃなくなる
という可能性もあります。

③のように
原因を消去や上書きできれる事案もありますが
原因論は単なる解説、分析になり
解決には至らないことも多いです。

目的論で考えることができると
自分がどんな未来を望んでいるのかが見えてきます。
そして、解決の手段や代替案を考え、実践できるようになります。
結果として、問題を根本から解決できることもあります。

変わらないという決断をしている

人は常に「変わらない」という決断をして、
現状維持を続けています。

なぜならそれが

楽だから。
安心だからです。


生き方を変えたら新しい問題に出くわすこともあります。
だからこそ、不満があっても過去の生き方を続けてしまうのです。

生き方を変えるには勇気が必要です。

とても怖いことだけど
変わるために出した勇気
きっとあなたの人生の糧となります。


まとめ

私は、怒りという感情を
目的論で考えるようになったら。
子供を怒る回数がぐっと減りました。

怒りを原因論で考えてしまうと
子供がイタズラをしたからというように
子供に焦点があてられます。
もちろん子供を変えることはできません。

でも【怒り】という感情を
目的論で考えてみると、
怒りの目的は
①子供を思い通りにしたいから
②自分のイライラをぶつけるため となります。

→怒りという感情によって、
子供が恐怖し、一時思い通りになっているだけという
本質に気づけたとき、
怒りを使おうとは思わなくなります。
そもそも、子供は親の思い通りに動く人形ではないですし
どんな理由があろうとも
イライラをぶつけていい理由にはなりません。

子育てにおいて
目的達成のために、怒りという感情を使うことは
とても簡単で手っ取り早い手段です。

でもその手段を使った先になにがあるのか
しっかり考え理解できると
怒りという感情が子育てにおいて
いかに不要かが分かってくるのです。

とはいっても
完全に怒りを排除するのは
なかなか難しいものです。

私も今だに怒ってしまうこともあります。
そんなときは、自分の感情と向き合う合図だと思って
存分に自分を癒す時間を作ります。
そして、感情をぶつけてしまったことを、
子供に謝ります。

年齢をいくら重ねようが
大人になろうとしない限り
心は大人になれません。

原因や過去に捉われず
いい未来にするために
自分の成長のためには何ができるのか
これからも考え行動していきたいと思いました。

読んでくださり
ありがとうございました!!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?