もどかしい、もどかしい、もどかしい
私の心は熱く燃えているように感じる時もあれば、諦めのような悟りのような気持ちの中で冷めているように感じる時もある。
人生なんてそんなもんだとわかっていながら、何か気持ちが悪く感じる時がある。
やけに、もどかしさを感じる時があるのだ。
金曜日は、月に1回の呼吸器内科の受診日だった。
いつものように、レントゲンと採血をした。
幸い、レントゲンも血液検査も大きく異常はなかった。
ステロイド(プレドニン)を増量したことが良かったのだろう。
しかしながら、間質性肺炎の炎症数値だけは微量だが上がっていた。
決して、低くはない数字である。
この数字を見る限り、私のこの頃の不調は、大元はここ(間質性肺炎)なんだと思わざるを得ない感じである。
来月の検査結果を期待するとしよう。
ステロイド(プレドニン)を飲む(増量する)と、真っ先に効果が出るのは、私の場合は皮膚の状態である。
さすが、皮膚筋炎という膠原病を患っているだけある。
と、変なところに「さすが」といって褒めてしまう。(苦笑)
3年前に膠原病発症、2年半前、地元の病院から、呼吸器内科のある専門病院を紹介され、ステロイド(プレドニン)を飲み始めた。
飲み始めた途端に、ガラスの破片に手を突っ込んでしまったかのように荒れていた(皮膚筋炎の典型的な症状)私の手の皮膚は、みるみると綺麗になっていった。
象皮のようになってしまった(これも皮膚筋炎の典型的症状)足の皮膚も、だいぶ綺麗になった。
今回も、増薬をして真っ先に効果が出たのは、皮膚症状だった。
特に、手の皮膚につるつる感が戻ってきた時には、あぁ、私、生きている!と思った。
ステロイド(薬)の力とはいえ、私の体は生きようとしているのだと感じた。
私の今の生き方は、その生きようとしている体の声に従っているのだろうか?
もどかしさでいっぱいになるこの感覚はなんなんだろうか?
毎日がなんだかソワソワしてしまう。
話は変わるが、今日(もう昨日だが)、主人がカレーを作ってくれた。
玉ねぎを絶妙に焦がしてくれて、とても美味しかった。
主人がカレーを作ってくれている間、私は台所の掃除をしていた。
いつも、片付けたい、掃除をしたいと思いながら、丁寧にできていなかった所を、今日は後悔なくできた。
たったこれだけのことだけど、心の余裕が持てた瞬間だった。
こんな感覚を、少しずつ重ねていけばいいのだろうか?
私のもどかしい思いは、少しずつ、少しずつ、消えていくのだろうか。
さて、今日も生きる(寝る)としよう。