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名言で勝手にエッセイ 【12】

※ 2024年8月10日、改行その他、若干の加除訂正をしました👍



本日の名言


今回は、Panasonicの創始者である、松下幸之助翁にも思索の糧を与えた、サミュエル・ウルマンの名言…というか詩句を一節借りてみます。


調べてみると、原文は割と長めの詩でした。
なので、最初の一節(おそらく一番著名なもの)だけを引いてみます。

ちなみに、日本では、『青春(の詩)』として紹介されていることが多いのです。

が、原題が実は、単に Youth なので、自分は端的に「若さ」の話として訳していきます。

この点は、松下幸之助翁の思索(詩作)に少し寄っていますね。
ご了承ください。


原文

Youth is not a time of life ; it is a state of mind ; it is not a matter of rosy cheeks, red lips and supple knees ; it is a matter of the will, a quality of the imagination, a vigor of the emotions ; it is the freshness of the deep springs of life.

サミュエル・ウルマン

試訳


若さとは、人生の一時期を意味しない。

それは精神のありようを指している。

バラのように鮮やかな頬や、
生気に充ちた唇や、
しなやかな膝といったお題ではないのだ。

それはむしろ、
意志力や、豊かな想像力や、
沸き立つような感情の問題である。

深淵なる生命の源泉の鮮度、ということなのだ。

原文の「;」までを一単位として、
日本人に馴染みある「。」に置き換えております👍

実例に引き付けてみると


日本に定着して久しいケンタッキー・フライドチキン。略してKFC。

僕が学生の頃、
悪ノリで慶應藤沢キャンパスも同じだろ、なんて
ブラックユーモアにしていました。

実際は、
湘南藤沢キャンパスですので、
SFCなんですけどね…言いがかりですいません。

脱線しました。

創業者の福沢諭吉…じゃなくて、カーネル・サンダース爺さんの話です。

松下幸之助には翁つけて、
なんでサンダースは爺さんなんだ、という人。

親しみを込めており、小馬鹿にする趣旨では毛頭ございません。

僕はれっきとしたファンです。

ご存知の方もたくさんおられると思うのですが、
サンダース爺さんは、大変な経歴の持ち主なんですよね。

とにかく、転職回数が多いそうです。

日本だと、
石の上にも三年、
とか訓示されながら、
ダメ男扱いで、
目一杯、説教されてしまいそうですよね?

多数の解説サイトがありますが、
今回自分が検索をしてみて手ごろだったので
ご紹介するのはこちら👇になります。

が、もっと細かい転職事件までも盛り込んだサイトを
以前に観たこともあります(苦笑)。

カーネル(Colonel)っていうけど、
軍隊では大成してないんですよね(汗)。

むしろ、大器晩成であって、
天職としてのフライドチキン屋さんは、
日本で言うと定年退職の、65歳開業なんだそうで。

日本だと(良くない例として使い過ぎて恐縮なんですが)、
今更○○始めるのかよ、って足の引っ張り合い、
多数にのぼるじゃないですか?

今更って相場観、そいつの諦めの相場観かもしれませんよね?

しかし、一度でもサンダース爺さんのチキンを食べた人は
そんなことを言ってはならないのです(苦笑)。

正に、サミュエル・ウルマン、
ひいては、松下幸之助翁の
言葉の通りではないか、ということなんですよね。

若さとは、精神の状態、生命の鮮度なんだよと。

肉体的な若さの絶頂、二十歳前後だろうと、
燃え尽き症候群になってしまう者は居ます。

例えば、安西先生に再会する前の、
グレ果てた三井寿だってそうでしょう(?)。

喩えが古かったらすいません。
是非スラムダンクを読んでください。

あれはグレていたのであって、
燃えつきとは別ですが、
精神が荒れており、
生命の鮮度は落ちていたわけです。

そういう意味においては、
彼はロン毛(死語?)の間、「老人」だったわけです。
肉体的に若いけど、
人生消化試合になっていた。

ところが、例の体育館での大喧嘩の後、
安西先生と再会して、「若さ」を取り戻したわけですよ。

なんと仲間と共に、全国大会に行ってしまいますよね😅。
ヤニだらけの肺で、グロッキーになりながら。

同じように、サンダース爺さんは、
60代で開業したうえ、
全世界のカーネルおじさんになり
(下記サイトによると全世界26,000以上の店舗数)、
各店舗で分身の術を使い(?)、
店頭をにこやかに護っています。

没後の今も社会をフィードしているんですよね。
うーむ、偉大な爺さん。
若干太りそうな油分が残念だけど。
美味いから仕方ない。


締めくくりに

自戒も込めつつ😅
ご一緒にどうぞ。

Youth is not a time of life ; it is a state of mind ; it is not a matter of rosy cheeks, red lips and supple knees ; it is a matter of the will, a quality of the imagination, a vigor of the emotions ; it is the freshness of the deep springs of life.

サミュエル・ウルマン

🔵ご参考

こちらは、続きの訳文まで付けてくれています。
気になる方は、読んでみて下さい。


🔵ご参考2

下記のページはユニークで、
スクロールしていただくと、

  1. オリジナル版

  2. リーダーズダイジェスト版

という2種類があることがわかります。


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