「いつはじめましょうか?」
①日本株手数料無料
SBI証券と楽天証券は、2023年9月30日と10月1日から、それぞれ日本株の売買手数料を無料にすると発表しました。
②投資の利益が無期限で非課税
・新NISAは、2024年1月から開始される新しいNISA制度です。
・新NISAでは、非課税保有期間が無期限化され、年間投資枠と非課税保有限度額が拡大されます。
・新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を併用することができます。つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円の投資に対する利益が無期限で非課税となります。
・新NISAでは、生涯非課税限度額が最大1,800万円に設定されています。このうち、成長投資枠の非課税限度額は1,200万円です。
・また売却した金額分の枠は再利用可能となります。(ただし翌年以降)
・ちなみに税率は、配当金と売却益それぞれ20.315% です。
<解釈>
日本株を自分で買うケースを考える。
・毎年240万円の成長投資枠を使用
・5年以内に売却
この場合、
・毎年240万円の枠を生涯にわたり、使用し続けられる。
・この枠からどれだけ利益が出ても永久に無税。かつ売買手数料も無料。
労働収入も税金減らしてほしいですけど……
ちなみに江戸時代も似たような話があり、
(ちょっと違いますが……)
農業には47%の年貢が課されたのに対し、非農業については2%以下であった[1]。これが、非農業領域の新たな仕事を生み出す原動力の1つとなっていたということである。
[1] 大石 学:江戸の教育力,東京学芸大学出版会,ISBN 978-4-901665-08-7 (2007)