【FIRE*が幻滅期へ】 *FIRE:経済的自立、早期退職
テクノロジーを志す人間であれば、ほぼ全ての人が知っていると思われる、ガートナーハイプ・サイクルというのがある。
ガートナーによると、
ハイプ・サイクルは、「新たに登場したテクノロジーがどのような軌跡をたどって普及するか」を示したもので、5つのフェーズに分類されている。
黎明期
「過度な期待」のピーク期
幻滅期
啓発期
生産性の安定期
ここで、FIREを人生を変えるためのテクノロジーと位置付ける。
かつてアメリカから輸入した際に熱狂をもって受け入れられたFIREは、最近そのトーンがとみに落ちている。
キーワードのトレンドサーチ数も増えず、
Xでコメントを見ると、
「FIREって、最近聞かなくない?」「もう終わったよ」
といった類の発言が増えている。
そして、実際にFIREした人も、「やっぱり仕事の方がたのしい。仕事に戻る」と主張する人が増えている。
正に、幻滅期に入ってきたのではないかと推察している。
幻滅期の次は、啓発期がくる。
ここで正しく啓発することが大変重要であると捉えている。
経済的自立 (=Financial Independence) は早期退職 (=Early Retirement) をするためにするものではない。
自分が心からやりたいことをやる (=Follow your Heart and Intuition) ためにするものである。
FIREではなく、FIn FHI(フィンファイ)
これから、日本の未来にとってとても大切な時期にはいっていく。