何にでもなれる でも他人にはなれない
期間限定の主婦生活(といっても最近はもっぱらぐーたらしている)が早くも名残惜しいmomomiです。こんにちは。
早期退職から始まった私の第二の人生は、キャリアブレイクというかたちで次の章へ進んでいきそうで、これがどう転ぶのかよくわかりません。
ただ一緒に働く人たちは優秀で面白そうな方が多そうだし、仕事自体は以前からやってみたかったことなので楽しみです。
会社員ではないので、また新しい出会いや未知との遭遇もあるだろうし。
一方で、(融通が利きそうな職場だとはいえ)また就業することに対しては少しモヤっとしています。
何となく負けた感じ?!
やっぱり起業・副業の流れブームの中でわざわざ退職した後また雇われに戻るのは何となくですが負けた感があります。
いや、何に負けたっていうんだよ、という気もしますが。
自分の名前で稼ぐとか、起業するってかっこいいな~といまだに思います。
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私は今回、そういう仕事にあこがれを持ちつつも、一端先延ばしする(就労して副業を始める方向を目指す)という選択をしました。
今の私にはまだ無理だ、そう判断したことになります。
というのもこの一年ちょっとのブレイク期間中に学んだことは、人生始めるのに早い遅いはないし、人はいつからでも何にでもなれるし挑戦できる、と心から思った一方で、『他人にはなれない』のです。
他人にはなれない、というのは物事の捉え方や感じ方、それによる影響の出方は個々に異なるということです。
例えばリスク許容度は人によってかなり違います。
同じリスクに対する受け取り方も人それぞれ。
誰かにとっては大したことなくても、私にとっては影響大なこともある。
そして全般的にリスク許容度が高い人もいれば、この分野についてはリスク許容度高めだけれど他の部分は低め、みたいなケースもあると思います。
金銭的なリスク許容度は高くてもパートナー選びは保守的、とか。
私の場合は仕事では人が驚くような思い切った決断をしたり、一か月で早期退職を決めたり大胆に行動する時もありますが、実はその裏でかなり計算して自分が大丈夫だと感じたことしか実行できません。
そして大きな決断や行動をした後は、けっこうな影響が生活全般に出るのです。長期に渡って。
そういう自分が面倒だなとかなり思いますが、もうこればっかりは変えられない。少しずつしか。
ただただ地道に、少しずつ大丈夫なゾーンを広げていくのみ。
格好悪くても。
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英語でNot yet、という表現がありますが、好きな言葉です。
直訳すると、今はまだね、でしょうか。
これができない。
→ずっとできないのじゃなくて、今はまだできないんだよね。
子どもに対しても、自分に対しても、ダメかもしれないと思ったときは
心の中でNot yetという言葉をつけ足しています。
Not yetの力についてはこのTED Talkで学びました。
息子も、人より上手くできることも、全くうまくできないことも多い凸凹したタイプなのでしょっちゅう「え、それくらいできるでしょ」と言いたくなってイライラします。
歩いたあとにいろんなモノが散らかり、開けた戸棚がすべて開けっ放しの朝なんかは超イライラしてもう5年生なのに、と怒っている毎日。
でも、長い目で見ればできるようになったこともいっぱいあるな、と気づくことも増えました。
諦めずにこちらが落ち着いて待っていれば。
彼のスピードでやっていくことを信じていれば。
というわけで私の人生も、息子の成長も、Not yetの精神でちょっとずつ進んでいこうと思います。
意外と後から見れば遠くまで進んでいた、そうなれたら良いな~と思っています。
読んでくださってありがとうございます。
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