momomi

キャリアブレイク中の元ワーママ(管理職、部下有) / 新卒から20年近く勤めた外資系製薬会社を早期退職して、ただいま人生の余白を味わっているところ / 読んだ後にスッキリするような文章が書けるようになりたい

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キャリアブレイク中の元ワーママ(管理職、部下有) / 新卒から20年近く勤めた外資系製薬会社を早期退職して、ただいま人生の余白を味わっているところ / 読んだ後にスッキリするような文章が書けるようになりたい

マガジン

  • 会社員生活を振り返って思うこと

    会社員で良かったこと、仕事で学んだこと、ワーママの先輩として後輩に伝えたかったこと、などなど、会社員生活を通じての思ったことをまとめています。

  • ワーママが、早期退職してみたはなし

    約20年勤めたホワイト企業を早期退職してから第二の人生が見つかるまでの、一進一退のあしあとです。

  • 思考と行動に関する考察

    頭でっかちで、考えることが好き、行動するのが苦手な私が考える行動するためのヒントなど。 Outputや行動が苦手な人、一緒にがんばりましょう!

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小学校高学年の子供のママが、なぜ会社を辞めるのか

今日は小学校高学年の子供のママがなぜ会社を辞めるのかと言う事について書いてみたいと思います。これは私のことなんですけど、もともと自分自身がもってた疑問です。 普通に考えたら、小学校高学年になったら子供ってもう大体自分のことできるわけだし、親の負担は軽くなるから仕事に本格投入できそうな感じがしますよね。実際専業主婦のお母さん方はパートで仕事を探しだすタイミングです。 保育園みたいにお世話がいるわけでもないし、なぜそこで仕事をやめる?子供が不登校になったとかで仕事を辞める必要あ

    • 会社を辞めて残るのは、良い人間関係だけ

      最近よく思うのは、会社を辞めて一年経って、それでもつながってくださる人のありがたさ。 骨身に染みる、というのは言い過ぎかもしれないけれど、とかく世知辛いことも多い世の中で、自分のことを知っている人が今の私を応援してくださるのは本当にありがたい。 そして一年ちょっと前の私に教えてあげたい。 「会社を辞めても、ちゃんと残る人間関係もあるんだよ」と。 新卒から20年近くも勤めていれば、それはたくさんの人間関係がある。 一番身近な、同じ職場の人たち。 お世話になった上司たち

      • フリーランスが上手くいきやすい人3選

        この一年ちょっと、そしてこれまでに出会ってきた人たち含めて、意外と自分の身の回りにフリーランスって多いな、という気づきました。 かといって、フリーランスへの道のりは全然楽じゃない。。 リベ大の両学長は「いきなりフリーランスなんて無謀すぎる」と言っているのを何度か聞きましたが、本当にそうだな~と思います。 素人が簡単に上手くいくとは言い難いけれど、上手くハマれば好きなことで青天井で稼げるフリーランス。 今日は私の実際に知っている人で、フリーランスとして生活している人たちの

        • 早期退職と息子の今

          最近少しずつだけど息子が成長したな、と感じることがあって、いろいろあったけれど早期退職したことはそんなに間違いでもなかったように思っている。 もちろん退職を勧めたいわけではなくて。 私なりに葛藤して、うまく折り合いがついた部分といまだについていない部分の両方がある。それは事実。 でも、まるっとそこを受け入れて、トータルできっと良かったんだろうなと思っている今について書いてみたい。 ***** 一年と数カ月前の退職当時は、家族がそれぞれ困難を抱えていて、みんな疲労困憊

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          14本
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          25本
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          15本

        記事

          諦めることを教える大人にはなりたくない

          この世にいろんな機会は数あれど、今の世の中で学習性無力感だけは学ぶ機会が山ほどあるな、と思っています。(皮肉です) やってもやっても、報われないことがほとんど。 もちろん良いことじゃない。 そして私が育ってきた昭和~平成前半にかけてより、今の方が『努力は報われる』って言いづらくないですか? 日本社会がもはや成長フェーズでないから、致し方ない側面はあれど。 昔も今も、個人的には《努力より方向性の方が大事》だと思っているのですが、一方で子ども時代には努力すると良いことがある

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          読書メモ:当事者がキャリアブレイク本を読んでみた「仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢」

          今更ながら、自分がキャリアブレイク当事者であることを自覚したmomomiです。こんにちは。 先日図書館で借りたこちらの本、意外と面白かった。 ”次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略”というのは言い過ぎじゃなかろうかと思いつつ、あながち嘘ではない、そんな風に当事者としては思います。 『次決めずに辞めちゃダメ』よくそう聞きますよね? 私が辞めるときは「ダメだよ、そんなの」とはっきり頭ごなしにいう人はいませんでしたが、なんとなくそんな顔をしている人にはしばしば会いました。

          読書メモ:当事者がキャリアブレイク本を読んでみた「仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢」

          何にでもなれる でも他人にはなれない

          期間限定の主婦生活(といっても最近はもっぱらぐーたらしている)が早くも名残惜しいmomomiです。こんにちは。 早期退職から始まった私の第二の人生は、キャリアブレイクというかたちで次の章へ進んでいきそうで、これがどう転ぶのかよくわかりません。 ただ一緒に働く人たちは優秀で面白そうな方が多そうだし、仕事自体は以前からやってみたかったことなので楽しみです。 会社員ではないので、また新しい出会いや未知との遭遇もあるだろうし。 一方で、(融通が利きそうな職場だとはいえ)また就業す

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          弱いつながりが新しい機会をもたらす、は本当だった

          以前どこかで、緊密なつながりよりも弱いつながりの方がイノベーションには効果的だ、という話を聞いた。感覚的には何となくわかる。 いつも話す人じゃなくて、ちょっと顔見知りの人と雑談や話をすることはすごく刺激になるし、新しいアイディアの素になったりする。 この考えはアメリカの社会学者、マーク・グラノヴェッターの「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」理論がベースである。 たしか、うつ病の予防にも親しい密な人間関係があるよりも、顔見知りの挨拶をかわす程度の人がたくさんいたほうが有効である

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          おじさんに面接で囲まれ、日本がジェンダーギャップが限りなく最下位に近い現実を実感を持って受け入れた話

          noteを読んでいると、女子のキャリアの一つの正解はベンチャーか外資系企業に勤めることなんじゃないかと錯覚してしまうmomomiです。こんにちは。 それがすべての解になるとは思っていないのですが、JTC(このスラング、noteを読むようになって知りました)に比べれば、女子はやっぱり働きやすいと思います。処遇も昇進の面も。 ジェンダーギャップを乗り越えるための歴史とノウハウは日本とは比較にならないほどあるわけで、当然その手の情報も海を越えてやってきているのでは、と思います。

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          今年も残り3ヶ月:心が揺れまくった9月を振り返る

          家族のピンチから思わず早期退職を選択し、始まったmomomiの第二の人生模索期。 noteを再開してからもすでに1年が経過しておりますが、なぜか一年を振り返れないでいます。夏の振り返りも終わらないまま、秋に突入しそうです。 9月は試練の連続でした。。。 いやはや、人生にもっとロジカルに対応したいのに、神さまは全然優しくありません。 今日は個人的な日記とそんな日々の中で役に立った本をご紹介します。 大多数のひとにはお役に立たないかもしれませんが、もしどなたか私と同じような

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          ジョブ型雇用って、それ本当にうまくいくと思います?

          ジョブ型雇用、って言葉を聞くとき、じゃあその”ジョブ”とやらはいったいどこでどうやってマッチングするのだろう?と思ってしまうmomomiです。こんにちは。 いや、わからないこともないのです。机上では。 ものすごく標準化された領域や職名を聞いて誰もが一発でわかる職種、例えば銀行員やITエンジニアやセールス(でもその中の細々したカテゴリはよくわからないです、ゴメンナサイ)とかなら、ジョブ型雇用って成り立つのではなかろうかと。 よくわからないけれど、基本的な業務内容がしっかり定

          ジョブ型雇用って、それ本当にうまくいくと思います?

          ライトユーザー向け ChatGPTおすすめの使い方3選

          Chat GPT、文章を書くお仕事などで日常的に使っている方もけっこういらっしゃるのではないかと思います。 私自身はライトユーザーで「面白そうだと思って使ってみる → 飽きて使わなくなる → 意外と使えるんじゃないかと思って使ってみる」を繰り返しています。 たまに触ってみるとお、進化していると思うことが多々あるので、日々進化するものに触れる刺激を求めているとも言えるかもしれません。 ちなみに、ふんわりした質問を問いかけるとぺらっぺらな回答が得られるので、(個人情報は注意し

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          読書日記:ちょっと疲れたときにオススメ「むずかしい毎日に、むつかしい話をしよう。」

          地元にいるときにはふらっと海岸に行って、海を見るのが好きです。 子どもの頃は海なんてなーんの思い入れもなかったのですが、大人になって海が見える場所に住むっていいなぁと思うようになりました。 地元を出てからは一貫して海とは縁のない土地に暮らしています。 やっぱり海と山と見えるところはいいなぁと思います。 実は祖母が亡くなったのと前後して、実家の母が骨折して入院してしまいました。といっても、母はとっても元気なので、また元気になるとは思うのですが、母が入院するなんて考えたことも

          読書日記:ちょっと疲れたときにオススメ「むずかしい毎日に、むつかしい話をしよう。」

          退職して一年:夫婦間のパワーバランスに影響があったのか?何が不安だったのか?について語ってみる

          noteで興味深い記事を拝見しました。 フォローさせていただいている外資系コンサルワーママK子さんの記事↓ 確かに、私自身が仕事を辞める前に不安だったことの一つに、夫婦間のパワーバランスの変化がめっちゃ怖かった!ということを思い出しました。 というわけで、誰にも頼まれていないけど勝手にアンサーソング的な記事を書いてみたいと思います。 今回はいきなり結論から入ります。 A:特に影響ありません。  もし影響があるとすれば、ご自身もしくはパートナーの価値観の問題だと思います。(

          退職して一年:夫婦間のパワーバランスに影響があったのか?何が不安だったのか?について語ってみる

          年収1千万円のサラリーマンは勝ち組なのか? 新しい働き方(?)をしている人は意外と身近にいたはなし

          ***** ※今回の記事は結論はありません。 いろんな人がいるよね、いろんな働き方があるよねということで、特に特定の働き方を推奨する記事ではないのでご了承ください。 ***** 一つ前の記事で祖母の葬儀で親族と会った話を書いたけれど、その時のこと。 身内の話なので具体的な内容は避けるけれど、フツーの田舎に住んでいる、あまり勉強が好きではなく、かるーーい感じでノリと勢いで生きている男性がいわゆる副業10選に出ているような仕事で一発あててがっつり稼いでいてびっくりした話。 今

          年収1千万円のサラリーマンは勝ち組なのか? 新しい働き方(?)をしている人は意外と身近にいたはなし

          【45歳以上の方向け】歳をとったら頑張り続けることよりも寛容さの方が大事かもしれない

          先日私の祖母が亡くなった。 御年91歳、最後は施設にお世話になり、前日の夕食を完食し寝て、次の翌朝検温の時に息をしていなかった。 というわけで最後は老衰で亡くなって大往生である。 身内の不幸といえど、大往生のためお通夜もお葬式も至って明るく、久しぶりに会う親戚たちと昔話に花が咲いた。火葬場で待っている間すら、お互いの近況を楽しくおしゃべりしてあっという間に時間が過ぎた。 それもこれも、祖母が91歳という歳で亡くなり、3人の子どもに恵まれ、かつ子ども(兄弟姉妹)や親戚、地

          【45歳以上の方向け】歳をとったら頑張り続けることよりも寛容さの方が大事かもしれない