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整体師が教えるセルフケア

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記事一覧

やっぱり身体を動かすことは必要だね

昨日は約1ヶ月ぶりに、地区会館でカポエイラの練習をしてきた。 通常だと週末に週1回、オンラインでカポエイラをしているため、場所は自宅か職場の限られたスペースとなる。zoomをつないで、こっそり(ひっそり)と、騒音にならない程度に声を出して、足音がうるさくならないように静かに動く。 これでも全く何もしないよりは運動になっているし、なにより移動する時間や手間を考えると、本当に画期的な試みだなぁと思っている。 コロナがなかったら、こんなことは実現できていなかっただろう。 元々

頭はそんなに大きくない

先日読んだ本 「調子いい!」がずーっと続くカラダの使い方帖 この日はバタバタとしていて、ロクに文章を書く余裕がなかったので、表紙の写真とつぶやきだけで終わってしまったが、実は書きたいことがいろいろとある。 Amazonの紹介文には、こんなことが書かれている 身体の使い方を、自分で修正していく方法で 身体の不調をなおそう、というもの。 紹介文にもあるように、読むだけでも変わる、は本当だと思う。 詳しい解説はいまは省略させてもらうけれども、要は自分の体を正しく理解して

寒いときこそ、身体を動かそう!

急に寒くなりました。 とにかく寒いのは苦手なわたし。寒くなると動きが鈍くなるし、動きたくない。でもそんなときこそ、実は身体を動かしたほうが調子がよくなるのもわかっています。 今月は、忙しいといいつつもなんだかんだ毎週末にはカポエイラの練習が入っていたので、週1日は身体を動かしています。 ずっと気になっていた股関節の痛み、臀部からハムスト(太もも裏)の違和感も少しずつましになってきた気がします。 もちろん、よーく気にすれば、違和感は残っていて気になるのですが、ここは「えいや

『「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』

図書館でふと目が合って、借りてきた本です。 著者のおひとりである伊藤かよこさんとは、共通の知り合いを通じて直接お会いしたことがあります。 あ、かよこさんの本だ、と思って手に取ってみました。 過去にもnoteで投稿していました。 『人生を変える幸せの腰痛学校』 この本も伊藤かよこさんの本です。 そして今日ご紹介するこちらの本 かよこさんともう一人別の方が前半パートを執筆されています。 基本的には、慢性的な腰痛は「治す」というよりはマネジメントしましょうね、という考え方です

寝違えを治す方法

11月になってから、なにやら慌ただしい。やることも多いし、気持ち的にも余裕がなくなってきた。 今朝起きたら、首が痛い。こんなの久しぶりだ。かつて慢性的に首が痛くて、首が回らない、ずっと寝違えのような状態になっていたことがあった。 よく、首が回らない、なんていう言い方があるが、その原因はストレスだ。 過去のわたしも本当にストレスだらけだった。寝違えもしょっちゅう起こしていた。 今朝のはその一歩手前、という感じ。 というわけで、寝違えてしまったときの対処法について今日は

ぎっくり腰の季節

今年はほんとうに秋が短い。 やっと、やっとすごしやすい秋がきた! と思ったら、急に朝晩が寒いくらいになったり、かとおもえば昨日は半袖でも平気なくらい暑かった。 そして昨日はなぜだかめちゃくちゃ風が強かった。 職場は1階の店舗なので、自動ドアが開くたびに外の枯れ葉が吹き込んできて大変だった。そう、そろそろ落ち葉の季節。これまた掃いても掃いても、次々と落ちてくる葉っぱ。 *** 毎年この季節は、掃き掃除で腰が痛くなるひとが増えます。少しだけだから、と油断して変な姿勢で掃いて

実はシンプル~操体法

ひさしぶりに、昔の本をひっぱりだしてきた。 わたしが整体業界に入ったころすでに「古い」本だった。 『操体法』 という言葉をきいたことがあるだろうか。 恥ずかしながら、わたしは自分がこの業界で勉強を始めるまで知らなかった。 操体法とは、簡単に説明すると 「自分で体を動かして、ゆがみを整えたり痛みをとる方法」とでもなるだろうか。肩がこっている、首が痛い、腰が痛い、など現代人はさまざまな不調を抱える人がおおいが、身体を人にゆだねてほぐしてもらう、整えてもらうのとは、ちょっと違っ

睡眠の質をあげる夜の習慣

うだるような暑さから解放されて、久しぶりに気持ちよく眠りにつけた昨晩。室内にある温度計デジタル表示はあいかわらず29℃台なので、いうほど涼しくはない。湿度も60%後半の、70%ちかく。 でも、「なんだか過ごしやすい」気がした。 *** 最近心がけている夜の習慣。 できるだけ早く寝る。夜更かし厳禁。遅くとも日付が変わるまでには、寝横になって目を閉じる。 食後の紅茶はやめて、白湯かほうじ茶(ノンカフェイン) 晩ごはんの量を少し減らす(腹八分目)。 どれも、なんとなく

20歳の顔は自然の贈り物。

数年間、会っていない友人がいる。 ひさしぶりにSNSで顔写真を目にする機会があって、ハッとした。 たしかに、これは○○ちゃん、だけど… なんかちがう。 雰囲気が、なんていうか、昔のわたしの記憶とまったく違っていたのだ。 歳を重ねたのはお互い同じ。わたしだって鏡をみるとずいぶんと老けたなぁと思う。それも、まぁ目があまりよく見えていない(老眼)から、細かいしわとかシミとかは見えていないのだけれども(笑) たんに、老化したのではなくて 雰囲気が…雰囲気が…ちがーう!!! むか

流行りものには手をださないつもりだったのに…。

謎のプライドみたいなものが、あった。 わたしはヨガなんてしないから。 猫も杓子も「ヨガ」ってさぁ…なんていう、ね。みんながやっているものを右へ倣えでわたしもやるなんてカッコ悪いと思っていた。 おしゃれな女性のイメージがあるヨガだけど、もともとは修行でしょ、とか、なにかと理由をつけて「わたしには関係ないし」と思ってきた。 子どもの頃に器械体操に出会い、小学生から大学生までずっと体操はわたしの日常だった。体操でいうところの、柔軟(体操)はずっと身近にあって、身体が柔らかい

『新動きの解剖学』

今日はちょっとした読書メモです。 ひさしぶりに本業に関係のある本を図書館で借りてきました。 『新 動きの解剖学』 出版されたのは2009年3月らしいので、14年前! わたしが今の業界に入ったのが2003年だったので、その当時はまだなかった本のようです。当時は、解剖学、というコトバ自体がものすごく難しそうで、そんなのわたしに分かるのかなぁ…と心配になったものでしたが、いま見てみるとあの「知らないものに対する不安感」がウソのようです。実際、いまでも知識として知っているのはほ

ごはんが好きな人にはおススメ『疲れない体をつくる疲れない食事』

「健康によい食事とは?」 この問いに対して、最近はさまざまな情報が入ってくるようになりました。 糖質を減らせだの、カロリーを減らせだの、夜遅く食べてはいけない、朝食は食べるべき、抜く方法がいい、1日1食、ファスティング、肉食、たんぱく質を大量にとる……。 もういったいぜんたい、なにを信じたらいいの~? となるのも、無理はないかなと思います。わたし自身も、あっちこっち、いろんな情報に振り回されましたが、まわりまわって最終的には 「ふつうに食べる」 ことがイチバンなんじゃないか

『生き抜くための整体』

今日は本の紹介。 先月に図書館の棚で見つけて借りてみた本。 著者の名前はどこかで見たことがあるなぁと思ったら、過去にこの本も読んだことがあった。noteには書いていなかったか…? わたしがいまの業界に入ったときに、「野口整体」の存在を知った。昨日の記事でも紹介した『風邪の効用』や『整体入門』の著者である野口晴哉氏が提唱した整体法だ。 『整体入門』を読むと、野口整体とはなにか、が分かるような分からないような、なんとなく分かるけど、ほんとうに理解するには身体への理解がなけれ

ながびく腰痛にお悩みの方へおすすめ本『人生を変える幸せの腰痛学校』

こんにちは。今日はひさしぶりに整体に関するおはなしをひとつ。 (2016年12月に書いたブログより) 先日、システマ(※)の練習会に参加してきまして そのときに、初めての参加です、とひとりの女性がいらっしゃいました。 その方が実はこの本の著者、伊藤かよこさんなのですが 「本、買ってくださいね~♪」 と爽やかにおっしゃっていたので、その日のシステマ練習会のあと 戸越の商店街にある書店でこの本を買いました。 (※システマ、とはロシアの武術、軍隊格闘術。ウィキペディアより)