流行りものには手をださないつもりだったのに…。
謎のプライドみたいなものが、あった。
わたしはヨガなんてしないから。
猫も杓子も「ヨガ」ってさぁ…なんていう、ね。みんながやっているものを右へ倣えでわたしもやるなんてカッコ悪いと思っていた。
おしゃれな女性のイメージがあるヨガだけど、もともとは修行でしょ、とか、なにかと理由をつけて「わたしには関係ないし」と思ってきた。
子どもの頃に器械体操に出会い、小学生から大学生までずっと体操はわたしの日常だった。体操でいうところの、柔軟(体操)はずっと身近にあって、身体が柔らかいのが普通だった。
体操とお別れして、カポエイラに出会ってからはこんどはカポエイラを通じてストレッチやらエクササイズを重ねるうち、体操をしていたころほど柔軟性は求められないけどそれなりに身体は動くしやわらかいほうだと思っていた。
が、ここへきて急に
ヨガってなんか良さそうかも、なんて思ってしまったのだった。
きっかけは数日前に用事があってコンビニに立ち寄ったときのこと。
普段はコンビニを利用することなんてなく、雑誌コーナーにどんなものがあるのか興味津々だった。なにげなく手に取ったのが「ヨガジャーナル」という雑誌。
最新号だった。
ぱらぱらと立ち読みしていると、あれ、なんかおもしろそうじゃん! と。
値段をチェックすると、1100円。高くもなく安くもなく。
思わず衝動買いしそうになったが、ちょっと待て、と心の声。
いまわたし、片付けをたくさんしていたよね。
いらないものをどんどん捨てていたよね。
また、モノを増やすの?
と、いろいろ考えた末、買わずにコンビニを後にした。
家に帰ってから、あの雑誌、なんていう雑誌だったっけ、と調べてメルカリに出ていないかを確認してみた。
バックナンバーが何冊も出品されている。最新号はそれなりのお値段がついている。古いのなら300円からある!
で、けっきょく
あれほどモノを増やさないって思っていたのにポチってしまいました。
大きな理由は、わたし自身というよりは
カポエイラの指導でなにか使えないかしら? と思ったこと。
身体が硬い、股関節が硬い、○○が硬い、はよくあるお悩み。
なのにわたし自身は、子どもの頃からずっとやっているので、硬いのをどうやったら柔らかくなるのか、という知恵をほとんどもっていない。理屈ではわかるし、昔(子どものとき)にやった方法は分かるけど、大人相手だとまったく同じにはできないし、そもそもわたしが子ども時代に求められていた柔軟性と一般の大人が求める柔軟性はちょっと違う気もしていて。
一般の人がよむ雑誌になら、そのヒントがあるんじゃないかなと思ったのだ。解剖学の知識があるなら、自分の頭で考えれば、とも思うのだが…こういうのって、オリジナリティ重視でイチから作っていくよりも、すでにあるものを試して改良していくほうが良いのかなと。
SNSに投稿したら、友人からコメントがはいった。
読んでみたーい!と。
近くに住んでいたら、読み終わったらお譲りしますよ~、と思ったんだけど彼女は海外在住なので、なにかないかな?と思って探してみたら、AmazonのKindleでも読めるらしい。それとサイトもあった。(今の時代だもん、紙媒体だけなワケないか)
ちょっとおもしろそうだったので、またあとでこのサイトは見てみようと思う。
いやはや、まだまだ知らない世界があるものだなぁー。カポエイラも楽しいけど、ヨガもどんなものか一度みてみるのも良いかも、と思った4月のはじまり。