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「予想外」補足コラム
私は女子校だった。女子校といったら、バレンタインの日に、山ほどみんなチョコレートを作ってくる。とにかく本当に山ほど。
その日のお弁当がいらないほど、食べさせていただける。
しかし、午後くらいになってくると、いいかげん、甘いものにみんな飽きてくる。その時、矢庭にカバンからお煎餅を出す者が現れる。
すると、その者はたちまち伝説のヒーロー(ヒロイン)となる…
もし自分が100人いたら、ギョッとすると
違うチームの奴の車をぼこぼこにする前に
ある時期を境に、私は家の料理長に就任した。
料理が好きだからという理由で勝手に自分で買ってでた役職でもある。
我が家では、できるだけ体に良いものを食べるという暗黙のルールがあり、料理長に任命されてからは、私なりにも体に良いものを選んで使っているし、献立にもそれなりに気を遣っていた。
そんな折、父の仕事が忙しくなり、外に出ずっぱりになることが増えた。「なんか料理する分が減ったな」などと呑気なこと