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パパが小学校愛護係を務めるために必要なこと


こんにちは、“ふぇいはやと“です。

私の長女が通う小学校では毎朝、地区ごとに小学生が集団登校しています。

この小学生たちを小学校まで引率してくれる愛護係の保護者の方々(主にママですが)がいらっしゃいます。

今回は、この愛護係のママたちの、小学生に対する気遣いや配慮のレベルの高さと、この場面に遭遇した私が感じたことを紹介したいと思います。

この記事でわかること

・ママたちの状況把握能力の発揮状況
・ママとパパの考え方の違い
・パパが愛護係を務める際に必要な心構え

本題に入る前に、お知らせです。

私のkindle本の紹介です。

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▪️私が直面した愛護係ママの偉大な一面

毎朝7時半までに集合場所に集まり、時間が来たら、その引率の保護者の方の号令で出発します。

長女はまだ1年生になったばかりなので、ある程度初めは横に親が付いて、小学校の途中まで一緒に行ってあげたりしています。

今は7月、入学してから3ヶ月も経ち、長女も親なしで集団登校できるようになっています。

しかし、寂しくなったり、不安になったりで、私に「一緒に来て〜」とすがってくる場面もしばしばあります。

今日は、久しぶりに長女が、出発する直前に、「とうとと一緒に行きたい〜」と泣き出してしまいました。

急にどうしたのか何度も聞いても「とうとと行きたい行きたい」と、理由がわからず終い。

長女と途中まで付き添うことはできましたが、私も仕事があるので、長女に対して「この道の角で、バイバイね」と説得し、別れることに。

その時に、後ろにいた愛護係のママがすかさず長女のところへ寄り添い、長女に対して声かけをしてくれているのを遠目で見ました。

すごい!

愛護係の方に対して、私が特に何も相談したわけでもないのに、状況をすぐさま把握し、長女を無事に小学校へ連れていくために、励ましてあげたり、私の代わりに長女の横に付いてくれたりと、フォローを入れていました。

他人の子供に対してここまで配慮してくださるこの愛護係のママは偉大だと感じた瞬間でありました。

▪️ママとパパの脳の違い

多くのママは、周囲の状況を正確に、しかも短時間で把握できる能力に長けていると思います。

これが“気遣い“にもつながっていると思います。

周りを幅広く把握する能力といいますか、視野が広いなと思います。

また、母親は子供を産むという立場から、子供を安全に育て上げる本能が働いているため、ママはパパよりも安全に対する感度が非常に高いです。

登校中でも、道の周りに危ないものがないか、登校中列が広がって周りの通行者に迷惑をかけていないか、車が突っ込んでこないか、登校ルートにあるブロック塀が倒れてこないか、などなど、子供への安全配慮能力が高いと感じています。

一方、パパはどうかというと、どうか。

もともと男性は、昔、狩りをしながら進化してきたので、強い目的思考に初期設定されています。

獲物に一点集中して、捉えることだけを考える。

すなわち、目標に一直線で、感情や目の前のあれこれに気を取られないようにチューニングされているのです。

そうしないと、危ないし成果もあげられないからです。

このため、パパはママよりもゴール志向型であると言えます。

よく夫婦の会話で、ママが「今日、◯ちゃんがこうこうであーでこーで・・・」と言った後、パパが「・・で?(結論何が言いたいの?)」というのがまさにこれです。

結果を求めるパパに対して、ママは過程を求めているのです。

また、安全面でいうと、パパはママに比べて、子供に対して多少の怪我はむしろいいと考えています。

死ぬわけではないからちょっとした程度の傷はむしろ学びになる、積極的に挑戦させようとします。

ママはコケることを“未然に防ぐこと“に努めるのに対し、パパはこけることで“次回同じ失敗をしないよう自分で学ばせること“に努めています。

もちろん全員がそうであるというわけではありませんが、このような傾向が強いと感じています。

◾️ パパが愛護係を務める際に必要なこと

じゃぁ、パパが愛護係を務める際、この男性脳を発揮するのは正解なのか?
・子供を小学校へ送り届けるという目的に集中
・多少危ない場面があっても仕方がない
・他の子が不安そうにしていても、まずは小学校へ送り届けることだけに集中する

男性脳の特徴を極端に表してみましたが・・・、こんな愛護係に我が子を任せようとは思いませんね(汗)。

それでは、どうしたらいいでしょうか?

それぞれの小学生の親御さんは、集団登校に求めることは何なのか、を考えると自ずと答えが見えてきます。

それは、安全に小学生を学校へ送り届けること、です。

だから、安全面にやはり強い配慮が必要だと思います。

つまり、ママを真似ることが、パパが愛護係を務める上で必要なことだと思います。

愛護係に限って言えば、男性脳要素はほとんど求められておらず、女性脳である安全性に特化した考えが活きてくる、そして、こうした女性寄りの視点を身につける機会をこの愛護係の経験を通じて得ることは非常に重要であると思いました。

◯パパが愛護係を務める際に具体的に必要なこと

①愛護係ママと一緒に集団登校し、ママが注視していることは何か観察する
②全員いるかどうか確認する
③子供たちが不安にならないように、声掛けしてあげる
④登校中危ないものはないか広い視野で観察する
⑤登校列が広がらないように注意する
など

▪️まとめ

◯愛護係に求められているのは、子供たちを安全に学校まで届けること
◯パパよりもママの方が安全性への配慮が強い傾向
◯パパが愛護係を務めるためには、まずはママを徹底的に真似ること
◯愛護係を通じて、男性に不足しがちな安全面での視点を養う

私も次に当番が回って来た時に備えて、頑張るぞー!

今回の記事に関連して、過去記事も参考にどうぞ。

◯男性脳を活かした育児のメリット


◯パパとママの意見が違ってもよいのか


以上、参考になれば幸いです。

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