
「ちょっとは察してよ」とママから言われなくなる3つの方法
文字数: 約2800文字(5〜7分で読めます)
・子供をお風呂に入れてくれるのは嬉しいんだけど…
・子供を遊びに連れて行ってくれるのはありがたいんだけど…
こんにちは、“ふぇいはやと”です。
今回は、ママがパパに対して「ちょっとは察してよ」と思っていることと、そう言われないための解決方法について紹介したいと思います。
◾️ママがパパに対して『察してよ』と思うこと
①お風呂入れてくれるのはうれしいんだけど、脱衣所脱ぎっぱなし・・・・
せめて脱いだ服は洗濯かごに入れて欲しい。
特にひっくり返っている服は、もとに戻す作業が非常にめんどくさい。
お風呂に入れるのであれば、拭いて乾かして着させるまでやってほしい。
その間にままはご飯を落ち着いて作ることができる。
②子供を遊びに連れて行ってくれるのは嬉しいんだけど、準備はしないし、帰ってきて玄関にベビーカーやおもちゃ出しっぱなし・・・
外に遊びにいく時の、水筒、タオル、ティッシュ、おもちゃ、おむつなどの準備はママに任せて、パパは子供と遊ぶだけ。
帰ってきても、ベビーカーやら荷物は玄関に置きっぱなし。結局ママが準備片付けしないといけない。
③休みだから仕方ないのはあるんだけど、ママがせかせかしてる時にソファでゴロゴロ・・・
パパも平日仕事で疲れている、だから休みの日は休んでも・・・、いやいやママも休みなしで働いてるから。
平日やりきれなかった掃除をしている最中に、横でゴロゴロされるとイライラ。
ソファの掃除もできない。
④ゴミ出ししてくれるのは嬉しいんだけど、家のゴミを集めて欲しい
家中の部屋からゴミを集め、ゴミ箱の袋を新しいものに替えて、ゴミ箱も掃除して、やっとのことで玄関に一つにまとめられたゴミが出来上がる。
パパはそれをポイって出すだけ。
結構なパパがこれだけで「いやぁ、結構俺家事やってる方だよな」と自身気に言ってくる。
⑤子供にご飯食べさせてくれて嬉しいんだけど、食器出しっぱなし・・・
食べさせたら食器を片付けて机の上を拭いて、食器洗いして、できればシンクを拭くまでやってほしい。
◯総じて言うと、やってくれるのは嬉しいけど、どれも中途半端なので、結局ママの手を煩わせてしまっている
◾️なぜパパはそこまで察することができないのか
①家事育児の裏側まで理解していないから
家事育児をほとんどしていない初期のパパの多くが、「そもそも大変さを理解していない」ことが挙げられます。
この時パパには悪気はありません。
そこまで経験したことがないので気づいていないだけです。
1つの家事・育児に対しての準備〜完了までのプロセスや全体像を理解していないのです。
つまり、家事・育児の裏側まで理解していないということになります。
②どこかに「甘え」があるから
家事育児経験を積んでいくと、パパもその大変さを理解していきます。
しかし、誰でも「めんどくさいことは自分でやりたくない」と思ってしまいます。
結果、家事育児のいいとこどりで、面倒な部分はママに任せてしまいます。
子供と遊んでいたのに、グズるとすぐに「はい、ママよろしく」とパパはその場を去ってしまう。
そんな感じです。
やらないといけないとわかっているけど、どこかで「ママがやってくれる」という「甘え」が生じているということになります。
③主体性がないから
言ったことはやってくれるけど言ったことだけしかしないパパ。
本来夫婦は同じ土俵に立っているはずなのに、ママがパパへ指示してばっかり。
ママは土俵に上がっているけど、パパはいつまでも観客席側に座っている状態です。
指示待ち状態となってしまい、パパ自身が育児家事に対して主体性がないということになります。
④「世間のパパよりもやっている」という自負があるから
ママがパパに対して「もう少しこうして欲しい」とお願いすると、パパは「いやいや、世間のパパよりはやってる方だよ」と言い出す。
私もこの経験があります。
しかし、ママから言わせると、「世間ってなに?」「都合のいいアンケート取ってるだけでしょ」「誰と比べてるの?」「なんで私(ママ)と比べないの?」と思っています。
夫婦間に温度差ができてしまっているため、少しのことでトラブルになる状態です。
◾️解決方法
①父親自身が経験すること
家事育児の裏側まで理解していないパパに対しては、まず「経験させること」で実感がわきます。
「簡単だと思っていたけど、やってみると意外と大変なんだね」と、パパも経験することで、その大変さを理解することができます。
経験に勝るものはありません。
家事育児を知らないパパに対しては、口で言い続けるよりも、「まず自分でやってみ」と経験させるのが一番です。
②父親ひとりにさせること
心のどこかに「ママがやってくれるだろう」と甘えているパパに対しては、ママがその場からいなくなりましょう。
ママが家の中にいると、絶対に頼ってしまうので、できれば外出して絶対頼られない状態を作るのが望ましいです。
父親一人なら誰にも頼れないので、一人でやるしかありません。
こうすることで「ママはこんな大変なことを毎日してたんだな」と思うようになり、夫婦間の温度差を解消することができるはずです。
③はっきり伝えること
ママの口からはっきりと「ちょっと察して欲しいな」と伝えることも解決策としてはありです。
ただ、注意して欲しいことがあります。
ダイレクトに指摘してしまうと、せっかく頑張っているパパのプライドも傷付きます。
「お風呂入れるんだったら、ちゃんと脱いだ服くらいカゴに入れてよ!」と言ってしまうと、パパもせっかくやったのに、逆ギレしてしまうかもしれません。
柔らかい口調で「お風呂に入れてくれてありがとう、でも、脱衣所が散らかってると歩きにくいから、洗濯かごに入れて欲しいな」と言ってあげると、パパも次から喜んでやってくれると思います。
(何様?と思うかもしれませんが、この方が後々無駄なケンカをしなくて済みます)
■まとめ
以上をまとめると、
■ママがパパに対して「察してよ」と思うこと
①お風呂入れてくれるけど、服脱ぎっぱなし
②子供を遊びに連れて行ってくれるけど、準備片付けしてない
③ママがセカセカしている時にソファでゴロゴロ
④ゴミ出ししてくれるけど、そこまでの準備してくれない
⑤子供にご飯食べさせてくれるけど、後片付けしてない
→どれも中途半端であるため、結局ママの手を煩わせてしまう
■なぜパパはそこまで察することができないのか
①家事育児の裏側まで理解していないから
初期段階のパパによくある状態
②どこかに甘えがあるから
頭ではわかっていてもママに頼ってしまう状態
③主体性がないから
指示待ち状態で自分は蚊帳の外状態
④やっているという自負があるから
できていないのにやったつもりで自身に溢れている状態
■解決方法
①父親自身が経験すること
経験に勝るものなし
②父親ひとりにさせること
強制的に行動させる
③はっきり伝えること
ダイレクトすぎには注意
以上、参考になれば幸いです。