
■『身銭を切れ』リスクをとるギバーにのみ未来はある ★「ブラッ・スワン」のタレブ節炸裂!
*********************
・報酬が期待できるなら、
それなりのリスクを引き受けるのが
道理というものだ。ましてや、
自分の失敗の代償をほかの誰かに
払わせるなんてとんでもない。
ほかの人にリスクを背負わせ、
相手が危害をこうむったのなら、
あなた自身がそま代償の一部を払うのが仁義というものだ
・「自分がこうしてほしいことを他者にもせよ」
・「ブラック・スワン」(影響の大きな想定外の出来事)
・大事なのは、議論に勝つことじゃない。勝つことだ。
・考えるだけでは行き先がわからなくても、
実践すればわかる
・語る者は実践すべきであり、
実践する者だけが語るべきである
・身銭を切らない連中の設計した物事は、
どんどん複雑になる傾向がある
(そして、最終的に崩壊する)
・自分の意見に従ってリスクを冒さない人間は、
何の価値もない
・ イディッシュ語のことわざに、
「他人の歯では噛めない」とある。
『アラブのことわざ』で
「痒いところは自分の爪で掻くのが何より」
・そう、リスクを冒すのだ。そして、
もしも金持ちになったら(必須ではない)、
他人のために惜しみなくお金を使えばいい。
社会には、(有限の)リスクを冒す人が必要だ
****************
僕の問題意識のアンテナに引っ掛かり、
タイトル買いした一冊ですが、
「ブラック・スワン」の
ナシーム・ニコラス・タレブの本でした。
さすがに「それを言ったらおしまい」
と思うところもありましたが、全体的には
普段なんとなく感じていることを
歯に着せぬ物言いでズバズバ切って捨てるメッセージは
心地よいほど。
いみじくもコロナ禍真っただ中の現代。
雇用不安にさいなまれる人が急増していますが、
委縮して身動きできなくなることが一番のリスクです。
もはや、会社に頼れず、国や自治体の
セーフティネットも怪しい昨今。
自分を守るのは自分と頼れるご縁です。
そのためには、自分は身銭を切らず、
テイクばかり求めるだけでは、
周囲に頼れる人はいなくなってしまいます。
何より身銭を切って、リスクを負い、
世のため人のために働くことです。
世のため人のためというと壮大であれば、
少なくともご縁ある人の恩義に応える仁義を忘れない
ということ。
僕自身、13年前、
たった一人で脱サラ起業してから
なんとかかんとかやってこれたのは、
「ご縁」と「お役立ち」を何よりも大切にしてきたから、
困ったときに助けてくれる人が
現れてくださったのだと思っています。
リスクをとらないテイカーに未来はありません。
リスクをとるギバーにだけ未来はやってくるのです。
すべては、日本の上司を元気にするために。
※備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12610088277.html
#前川孝雄 #上司力 #コロナショック #働きがい #FeelWorks #はたらく論 #身銭を切れ #ナシームニコラスタレブ #ブラックスワン #独立 #ビジネス