■「言い訳を乗り越えて、やりたかったことをやってほしい」がんのパパママを繋いだ故・西口洋平さん
先週は、毎回楽しみにしている
米倉誠一郎先生肝いりのSISの第3講を受講しました。
講師を務められたのは、
「途上国と私たちをつなぐ」をスローガンに掲げられる
社会的投資プラットフォームを運営するARUN合同会社
代表の功能聡子さん。
SDGsに関する基本講義、世界の潮流、
インパクト投資について、また
ARUNがインドで投資した「酪農×IOT」ビジネス事例
について学びました。
・企業がSDGsを達成することによって、
年間12兆ドルの経済価値がもたらされ、
最大3億8000万件の雇用が創出される可能性
「世界経済フォーラム(ダボス会議)
ビジネス&持続可能開発委員会2017」
・インパクト投資
→ソーシャルビジネス
1 社会性 2 事業性 3 革新性
いろいろ勉強になったのですが、
一番印象に残ったのは、西口洋平さんの言葉。
「僕もようやくやりたいことを始めて、
けれどやればやるほどもっと時間が欲しいと思う。
時間との戦い。だからこそ、あと何十年も生きて
いける皆さんなら言い訳を乗り越えて、
ぜひやりたかったことをやってほしいなと思います。」
「難しいことはよくわからん。
でも、生きたいと願う命がある。
願っても、どうにもならない命がある。
限られた時間を生きる命がある。
とにかく、自分の命を大事にしてほしい。
大事な人の命を大事にしてほしい。
顔を知らない誰かの命を大事にしてほしい。」
西口さんを僕は初めて知ったのですが
30代でがんを発症し、キャンサーペアレンツという
団体を立ち上げられ代表をされていた方。
切ないことですが、故人だそうです。
同氏のツイッターを拝見したのですが、
胸がいっぱいになり、さぞ無念だったであろうと
涙腺が緩みました。
僕は言い訳をしてやりたいことを先延ばしにしていないだろうか。
あなたは言い訳をしてやりたいことをあきらめていないだろうか。
人生は一度。
命は有限。
生かされた命を大事に使わなければいけません。
すべては、日本の上司を元気にするために。
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「前川孝雄のはたらく論」
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