■『同調圧力』コロナ禍で「自粛警察」が横行してしまう理由とは?
同じタイトルの本を2冊併読しました。
いみじくもコロナ禍で
「自粛警察」「マスク警察」が横行しています。
鴻上尚史さんは
「同調圧力」は「みんな同じ」という命令です
と言います。
佐藤直樹さんは
いまは「戦時」と同じ
と言います。
この同調圧力を行使してしまったり屈してしまうのは、
島国で閉鎖的なルーツがあることだけでなく
教育の問題、宗教の問題も大きいことが
あらためてわかりました。
さらには、
みんなコロナ禍で余裕を失い、イライラしているがために、
もともと同調圧力が高い日本の悪い部分が
吹き出しているのかもしれません。
そんな思いに至ったタイミング。
折しも僕が営むFeelWorksも
コロナ禍でなぎ倒されそうになっていて
僕自身余裕を失っているのですが、
心友とも思っている松本隆博さんから
陣中見舞いのように大量のお茶を頂きました。
また、同志のような思いを抱いているT社長からは
ご配慮のメッセージが届きました。
涙が出るほど嬉しかった。
同調圧力で、困っている人をたたいて
自分の存在意義を誇示しようとするのではなく、
自分がしんどくてつらくて苦しくとも、僕は
周囲を勇気づけられる存在でありたい。
みんな同じじゃなくていい。
1人ひとりの持ち味は違うし、考え方も違っていい。
大切な子どもたちのためにも
それを包摂できる社会を創りに貢献したいと強く思います。
すべては、日本の上司を元気にするために。
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・コラムニスト小田島隆さん
「ねたねそねみひがみやっかみ」
・「個人」という言葉も、じつはインディビジュアルという
言葉を1884年ごろにヨーロッパから
輸入して訳した造語
・何かをたたくことで自分の存在意義を見つけたい
・「親の顔が見てみたい」
宮崎勤の父親は自殺
佐世保女子高生が同級生を殺した事件
弁護士の父親 自殺
・息苦しさの前提として、「世間体」の存在が大きい
・日本の場合、母子心中などは珍しくない
海外は心中事件はほとんど起きない
・生活保護を利用できる貧困ラインにある人のうち、
実際はその二割程度しか生活保護利用者がいない
ヨーロッパ諸国では 八割にも達する
不正受給率はわずか0.45%(2015年度厚生労働省調査)
・「法のルール」よりも「世間のルールが上位になっている
・「忖度」も英訳ができない
・世界標準としては一神教
・自業自得を自己責任とスマートに言い換えているだけ
・幼稚園の給食で
「いただきます」と大きな声で唱和する光景
「COOL JAPAN」で映像を見た外国人
軍隊とか刑務所の食事風景のようだ
・世間が暴走しているのではないか
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前川喜平氏
・公務員
「遅れず、休まず、働かず」
・上司から与えられた最初の指示が
「どんな仕事が来ても、まずは『できません』
と言うように」だった。
断りを入れたうえで
「できない理由を考えろ」というのだ。
なまじ前向きに仕事をしていると、
周囲から「お前、浪速しているんだ」という
視線を向けられてしまう
・面従腹背
・教育勅語
天皇絶対主義で国民に主権がないとし、
自己を犠牲にして天皇及び大日本帝国に奉仕すること
(滅私奉公)が最上の美徳であるというような
戦前・戦中の考え方を学校の、それも道徳教育に
使えるはずがない
・戦争直後の1945年の年末には、連合国最高司令官
総司令部(ghq)から国史・地理と並ぶ軍国主義教育と
見なされ、修身科の授業を停止する覚書が出された。
一転して、「道徳の時間」という名称で
部分的に復活したのは1958年8月。
安部首相の祖父、岸信介首相のときだった
・小学校6年生を対象とした道徳教育教科書
「星野君の二塁打」
監督の送りバントのサインを無視して
強打しチームを勝利に導く。しかし監督から
咎められ選手権大会への出場を禁じられる
「分断読み」
・僕は右翼でも左翼でもない。
保守でもリベラルメでもない。
僕は僕だ。
・僕にとっての「自由」とは心を縛られないことだ。
その意味で僕は精神的アナキスト(無政府主義者)だ。
真に自由な人間に、同調圧力は無力である
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「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12622165806.html
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